2012年 春合宿

今回の合宿地は、香川県高松市。


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合宿の旅程などを、参加者ごとに紹介します。
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参加者
  • 朝里
  • 飛北
  • 羽越
  • ことでん
  • 常磐特快
  • アルプス
  • 九日
  • ことでん

    ことでん - 会員紹介

    3月7日 仙台<東北本線・阿武隈急行線>福島<新幹線>郡山<磐越西線 快速>会津若松<会津バス>新潟
    <きたぐに>車中泊
    3月8日 車中泊<きたぐに>大阪<新快速>姫路<神姫バス 94系統>姫路港<小豆島急行フェリー>福田港
    <小豆島オリーブバス 北廻り>土庄港<小豆島フェリー>宇野港<タクシー>奥玉<タクシー>宇野港
    <四国フェリー>高松港<徒歩>高松築港<ことでん>潟元<ことでん>高松築港<徒歩>高松駅<徒歩>
    ホテル
    3月9日 ホテル<自家用車>豊稔池堰堤<自家用車>観音寺<予讃線・土讃線>琴平<徒歩>金刀比羅宮<徒歩>琴電琴平<ことでん>琴電志度/志度<高徳線>徳島<羽田京急バス エディ号>車中泊
    3月10日 車中泊<エディ号>品川<京急>横浜<京浜東北線>上野<東北本線>宇都宮<新幹線>福島<東北本線>仙台

    今合宿における「最速の男」となってしまった私が仙台を離れたのは3月7日…合宿前日である。予定と予定の隙間を縫っての強行軍は私の合宿のお約束。
    合宿の報告は当会ブログで既に行っているので、極力重複がないように心がけたいけれど…

    3月7日
    まずは初日。仙台駅の在来線中央改札に立つと、発車案内がおかしい。過去の列車が表示されている?
    どうやら岩沼 - 館腰間で軌道内進入があったようだ。6番線にはいるはずのない列車が在線してるし。そこに私が乗る列車が来るんだ、どいてよ!
    とか思いつつ待っていると、6番線の列車が利府行に化けてしまった。6番線から利府行…見慣れないものを見られたから、まぁ良しとしようか。

    6番線の利府行

    結局、私が乗る梁川行は仙台を33分遅れで出発した。岩沼、槻木と時間調整を行い、挙句東船岡では交換のために12分も停車…おそらく、阿武急線の列車は直通のみ遅れているのだろうから、他の列車の運行が優先されるのも仕方ないだろうけど。
    東船岡で停まっている際に車掌がやってきたので、乗車券を購入することに。初めて買った阿武急の乗車券は、車内補充券。
    そんなこんなで梁川には約40分の遅れで到着。待合室が改札外にあるので、駅員に確認してみたらあっさりOK…ゆるさが良いよね。もっとも、ちゃんと切符買った後だから問題はないだろうけど。

    梁川からの福島行は、乗る予定だった列車の3本後。まぁ、夜までには回復するようにかなり余裕を持たせてあるから、これくらいは問題ない。
    福島から郡山までは新幹線を利用。E721系にはまだまだ乗る機会があるだろうけど、新幹線は普段乗らないから乗っておきたい。
    郡山で顎が痛くなるような昼食を取り、磐越西線の快速で会津若松へ。アップダウンが激しいながら、加減速を繰り返してなかなかの快走。
    川桁では磐梯急行電鉄の遺構が見えないかと目を凝らすも、まったく分からず。ちゃんと下車しないと分からないんだろう。また来なきゃ。

    会津若松からは会津バスのお世話に。何となく、春を前にして会津、越後の山間を鉄道で越えるのが不安だったわけで…
    初めて乗った高速バスに揺られ、新潟駅前に到着。まだ時間があるので、新潟→新発田→新津→新潟と乗りまわし。これで羽越本線は完乗!白新線はよく使うけど、羽越本線の新津 - 新発田間は使いにくい…
    この乗りまわしの前に、新潟駅で列車を見ていたら変な表示を出した485が。君は一体どこに向かおうとしているのか。

    485系側面幕

    新潟駅前で夕食を取り、しばし休憩。「からむし」とかいう野菜を練りこんだそば、からむしがどんな味なのか分からないけど、確かにそばではない別のものの風味がする…こしのあるそばで、おいしかったです。

    初日の夕食

    夜も更け、ついにあの列車がやってきた!2011年の3月に乗るはずだった「きたぐに」…自由席が残っている間に乗車できて良かった。電車寝台に乗りたかった私は迷わずB寝台を予約したけれど。
    。日本海側を走る長距離列車は今や貴重な存在だが、この設備では今のご時世生き残れまい。しかし国鉄の残り香を存分に味わいたかったこの時の私には、むしろちょうど良かった。

    3月8日
    合宿当日の朝、大津停車を告げるアナウンスで起床。朝食にはまだ早いので、軽い空腹感を堪えながら大阪に到着。
    大阪から新快速で姫路へ。お!225系だ…と思ったが、立ち位置が悪く増結の223系に揺られることに。大阪始発便のため、地元民が座席を転換しているのを目の当たりにして驚く。
    恥ずかしながら、関西の転換クロスシートが手動だということをこの時知った…
    神戸では東海道線と山陽線の境界を示す標識の目の前に停車。新型車両には乗れなかったが、結果オーライ。
    姫路到着後、朝食として駅そばを食べる。そばというには麺が白い…パスタみたいな太さだったし。関西のうどん文化の表れか…と一人納得しながら姫路駅を後にした。
    姫路駅からはバスで姫路港へ。手柄付近で姫路市営モノレールの軌道跡を遠目に見ながら、バスは定刻で港に到着。
    切符を買い求め、いざ海上へ。「第八おりいぶ丸」なる、いかにも小豆島な名前の船に揺られること約1時間、小豆島の東にある福田港に到着した。

    神姫バス7377号車

    第八おりいぶ丸

    船でしか来られない土地であるということは、また船に乗るということである。次に乗る船は島の西にある土庄港から出ているため、島内をバスで移動した。
    小豆島オリーブバスはどこかの子会社だと思っていたら、地元出資の独立資本だという。さぞ地元から愛されているのだろう…と思っていたが、案の定というべきか、私が乗った便の乗客は総計5人であった。乗り通したのは私一人。
    福田港を発車する前にIC乗車券を買っていたので、タッチで運賃を支払って下車。小豆島でしか買えないデザインのIC乗車券が、私のIC初体験になるとは…
    土庄港で昼時を迎えた。小豆島は香川県ではあるがそうめんが有名だと聞いていたので、待合室でそうめんを食べることに。はたして島で作られたそうめんを使っているのか、それは尋ねなかったが、島のものだということにしておいた。
    その方が幸せな気分になれるし、ね。

    2日目の昼食

    昼食の後、再びフェリーに乗り込む。「フェリーてしま」はその名の通り、航路に豊島(てしま)が含まれていた。
    腹が満たされ、心地よい揺れに身を任せていると眠くなる。うとうとしながら宇野港に到着した。
    宇野からバスで奥玉を目指す予定が、フェリーが遅れて到着したために乗り継げず…ま、もともと-1分乗り換えだったんですがね!
    とはいえ奥玉に行かないわけにはいかないので、タクシーに乗って奥玉往復。ことでんの保存車両を拝んで宇野に舞い戻った私は三度目のフェリー、四国フェリーの「第八十二玉高丸」で高松を目指す。

    第八十二玉高丸

    船内には浴場まであり、入ってみたかったが長風呂になるのは目に見えているので入らないことにした。
    代わりに船内でうどんを食べることにした。連絡船でうどん…なんて昭和の香り。世が世ならうどんを食べた後、港から国鉄の駅までダッシュしていたのかなぁ。
    とか考えつつ高松港に到着。15年くらい前、母に連れられて一度来て以来なので、どこがどう変わったのか分からない。
    とりあえず集合まで少し時間があったので、ことでんに乗ることに。IruCaに1000円チャージしていざ行かん。
    高松築港から潟元まで、瓦町で乗り継いで往復。位置ゲーのために屋島に行きたかったのだが、行き違いの列車に乗れないと遅刻するので一駅手前で引き返すことにした。試してみたら潟元でも支障なかったし。
    かくして高松駅にて皆と合流。夕食はもちろんうどん。今のところ、毎食麺類食ってるなぁ。
    夕食の後はホテルで飲みながらルート発表会。変なルートで来てる人がいますねぇ…(他人事)
    明日のルートをあまり考えることもなく、日付が変わってから眠りについた。

    3月9日
    目が覚めたら、既に何人か出発した後だった。しばらくグダグダして8時半くらいに出発、移動手段は自家用車。
    ということで飛北氏のレガシィで讃岐路を西へ。途中で朝食(もちろんうどん)を取って、たどり着いたのは観音寺。豊稔池堰堤を拝むのが、今合宿の目的の一つだったり…
    ということで、豊稔池堰堤で色々な角度から写真を撮りまくる。堤体のすぐ近くまで行くことが出来て、多分堤体と一体化もできるはず…やらなかったけど。

    3日目朝食

    豊稔池堰堤

    上から下からダムを拝んだあとは、観音寺で飛北氏、Max氏に別れを告げ、羽越氏と共に高松を目指す…つもりだったけど、多度津で高松行を待っていたら琴平行が来たのでそっちに行くことに。
    そのまま二人でこんぴらさんを拝み、ことでんで高松築港に向かう。築港まで乗りとおす羽越氏とは瓦町にて別れ、ことでん3路線完乗を狙う私は長尾線に乗り換え。長尾ですぐに引き返し、瓦町からは志度線で琴電志度。以上、乗りつぶし終了!
    とか言ってたら、特急を使わないとバスの時間までに徳島にたどり着けないらしい。知ってた。長尾線上りの車中で確認して発覚したものの、気にせず乗りとおした次第。
    ということで志度から引田まで普通、引田から徳島まで特急を使って移動。夕食に徳島ラーメンを食べてからエディ号に乗り込んだ。

    3日目夕食

    3月10日
    目覚めると終点の品川バスターミナルだった。時計を見れば30分くらい早着している…ターミナルの中にシャワー室があったので、時間があるからさっぱりすることに。
    終わって出てきたら待合室に羽越氏がいた。彼が岡山から乗ってきたルブラン号も、品川に到着していたらしい。
    京急品川駅で羽越氏と朝食を取り(駅そば)、蒲田、川崎と列車を変えつつ横浜へ。京急初乗車で思いっきり空転する所に出くわすという、なかなか衝撃的な体験。

    横浜から湘南新宿…と思いきや、乗る予定の列車がない!?あ、この列車、土休日は上野発なのね…終わった。
    無計画のツケがとうとう回ってきた。17時からの予定に余裕をもって間に合うには幹線利用しかない。良いよ、もう。やってやんよ。
    ということで京浜東北線、東北本線(宇都宮線という表現は認めない)で上野、宇都宮に至り、新幹線で福島にワープ。ここで昼食を取り(そば)、白石乗り継ぎで仙台に到着。
    ということで、1泊4日、初めての18きっぷ利用ではあまり元を取れなかったと思う。18きっぷ利用区間は、もっと検討しておくべきだったなぁ。
    そして合宿中、間食以外は毎食麺類を取っていたということに気付く。そばを筆頭に麺類大好きな私だけど、ここまでとは思わなかった。

    以上、ことでんの高松合宿報告でした。最後までお読みくださった皆さん、ありがとうございました!