2012年 春合宿

今回の合宿地は、香川県高松市。


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合宿の旅程などを、参加者ごとに紹介します。
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参加者
  • 朝里
  • 飛北
  • 羽越
  • ことでん
  • 常磐特快
  • アルプス
  • 九日
  • 羽越

    羽越 - 会員紹介

    3月6日 仙台駅前→(JRバス東北 仙台・新宿2号)→新宿
    都内で用事を済ませた後
    新宿→(山手線)→渋谷→(東急東横線)→横浜→(根岸線)→桜木町
    宿泊
    3月7日 桜木町横浜→(京浜急行本線・久里浜線)→三浦海岸三崎口
    →(京浜急行バス)→三浦半島めぐり三崎口横浜・桜木町
    宿泊
    3月8日 桜木町横浜→(京浜急行本線・羽田空港線)→羽田空港(ここで飛行機を見る)
    →(ANA655便)→岡山空港→(中鉄バス空港リムジン)→岡山駅→(マリンライナー)→高松駅
    3月9日 高松駅→(飛北氏のLegacy RS)→豊稔池堰堤観音寺駅→(JR)→琴平駅
    こんぴらさんに参拝→琴電琴平駅→(ことでん)→高松築港駅高松駅
    →(マリンライナー)→岡山→(羽田京急バス 高速 ルブラン号)→翌日へ
    3月10日 (高速夜行路線バス)→品川バスターミナル品川駅→(京急)→
    横浜→(京急・都営・京成)→成田空港 →(路線バス)→航空科学博物館成田空港→宿泊
    3月11日 成田空港→(路線バス・徒歩)→桜の丘公園(飛行機撮影)→成田空港→(京成)→上野駅
    →(銀座線)→渋谷駅渋谷マークシティ→(庄内交通 高速 夕陽号)→
    3月12日 →(夕陽号)→イオン酒田南店→(自家用車)→実家


    今回の合宿の私の行動のハイライトといえば、なんといってもBoeing 787 Dreamlinerに搭乗すること!!
    昨年ANAが世界初就航させたばかりの最新鋭旅客機に、ぜひぜひ乗ってみたかった。その望みが、早くも叶うこととなりました。 ところで、当会の部室で「787とは?」と問えば、とある会員は「飛行機でしょ!」といい、別の会員は「車でしょう」と言う。
    一応鉄道研究会なのですが、JR九州の787系を答える人はあまりいません。それ以前に私は、787系の何たるかをさっぱり知らなかった。先日やっと、「BMWみたいな電車」と覚えたわけですがね。

    さて、合宿行程の紹介に移りましょう。
    まず旅の始まりに、3月6日、仙台駅東口バスターミナルを8時ちょうどに発車する、JRバス東北運行の仙台・新宿2号に乗車。一路新宿を目指します。 満席でしたが、長町発車後華麗に空いていた予備席へGO! 4列ながら広いワイドシート2列分を悠々と使えます
    この日の車は仙台200か・321(H654-11451)で、なんとピカピカ新車のエアロースLKG-MS96VPです。エンジン直上に座ったものの、さすが最新の6R10エンジン、ほんっとに静かで素晴らしいです。

    JRbus

    新宿に到着後は、都内にて用事を済ませ、秋葉原にて友人らとお酒を飲んで、酔っ払ったまま新宿線→山手線→東横線→根岸線で桜木町へ。 わざわざ遠回りしたのは、新宿のコインロッカーに荷物を預けてあったから。
    2泊する宿である、横浜桜木町ワシントンホテルにチェックインし、この日の行動は終了。ホテルの部屋からは、みなとみらい地区が綺麗に見えました。

    みなとみらい

    翌日3月7日。朝起きて、根岸線で横浜駅へ。ここで、みさきまぐろきっぷを購入。2880円也。
    なんとこれで、神奈川駅⇔三崎口駅の往復乗車券(戻らなければ途中下車可)、まぐろ料理の食事券、レジャー施設利用券、京浜急行バスのフリー乗車券がついてくるという、とってもお得な切符なのであります。
    早速快特に乗り込んで三浦海岸駅を目指します。
    三浦海岸駅にて下車し、徒歩で三崎口駅方面へ線路沿いを歩いて行く。この通りは、河津桜が咲き誇ることで有名なのであります。桜の根元にはきれいな菜の花も植えられています。
    実は一月前の2月頭にもここを訪れていて、合宿のついでに寄れば満開の河津桜が見られるかなー、と思っていたのです。
    が、しかし。寒かったせいもあってあまり咲いていなかった・・・まあ、こればかりは仕方ありません。桜が満開だったらいい構図なんだけどなー、と思いながらもシャッターを切ってみました。

    sakura

    はい、ちょっと微妙ですねえ。この場所は、跨線橋の上から三浦海岸駅方面を撮るのが定番の構図なのですが、そちらは一ヶ月前に撮りまくったので、今回はあんまり撮りませんでした。
    空も曇っていたし、桜だってあんまり咲いていなかったからねえ。

    BST

    写真撮影もそこそこに、再び三浦海岸駅に戻り、列車で三崎口駅に向かいます。三崎口駅からは京浜急行バスで、京急油壺マリンパークへ。ここでお魚さんたちを見た後は、三崎港へ向かいました。
    そして港にほど近い「魚音」というお寿司屋さんで、「まぐろ三昧丼」を食べました。この丼、マグロの赤身のヅケやカジキマグロをはじめとして、マグロの心臓や頬肉のユッケ、卵などなど、普段はあまり口にすることのない珍味も乗っかっていて、非常においしかったです。

    どんぶり

    この原稿を書きながら写真を見ているだけで、また食べたくなってきます・・・ほんとうにとってもおいしかった!
    これだけで、普通に食べるとお値段は2100円するのですが、こんかいはみさきまぐろきっぷを使っているのでここでの料金の支払は発生せず。まぐろきっぷは2880円だったので、これと水族館の入館料だけでも十分にもとが取れるんですねえ。
    丼を食べた後は、宿に戻ってこの日の行動も終了です。前日と同じワシントンホテルに宿泊。一日中三浦半島にいたんですねえ。

    3月8日。いよいよ合宿の当日、というか集合日です。
    朝起きた私は根岸線と京急を使って羽田空港に向かいました。雨が振って天気が悪かったけれど、雨の飛行機というのも、迫力があってまたいいものです。

    rev

    そして787もやってくる!

    rev

    途中からは友人も合流し、なんだかんだで9時ころから14時ころまで、ずーっと飛行機を撮っていました。
    さて、いよいよメインイベントである787に乗る時間が近づいてきます。
    手荷物を預け、意気揚々と搭乗ゲートへ。目の前に!787が居る!!!JA804Aです。
    ドキドキしながらボーディングとなりました。
    ドアがクローズされ、プッシュバックをし、エンジンスタート。767などと比べれば圧倒的に静かで、おー、回ってる回ってると思った束の間、気づけば機内照明が一瞬落ちて電源系統が切り替わりました。すなわち、エンジンスタートが完了したということです。
    タキシングをし、RWY05より離陸。ここでエンジンをTake off powerに持っていった際も、その圧倒的静粛性には驚くばかりでした。
    そしてあっという間にエアボーン。心地良い揺れに包まれながらSIDパターンに沿って右旋回し、岡山への針路をとります。
    機内モニタによれば、巡航高度は24000ft。この高度は、雲によって地上は見えませんでしたが、揺れが少なく穏やかな巡航となりました。
    上空では、荷重がかかってしなる主翼が大変美しかったです。

    787wing

    30分弱の巡航の後、エンジンパワーが絞られて降下に転じます。わずかに降下したあたりから大きく揺れ始めました。機長の巡航高度の判断が絶妙だったことを物語っていますね
    飛行機は揺れまくるのが楽しいので、個人的には最初から最後までガタガタでもありがたいっちゃありがたいんですがね(笑)
    しばらく降下していくと、地上もよく見えるようになってきて、フラップが降ろされ、ギアダウン。徐々に山肌が迫ってして、最後には空港の緑地帯となり、滑走路端を通過し、岡山空港RWY25にソフトランディング。
    降り際にCAさんに絵葉書をいただき、私の787初搭乗は非常に満足しながら終了するのでありました。


    787okj

    岡山空港から岡山駅前までは鋳鉄バス中鉄バスの特急バスにて移動。岡山駅からは、快速マリンライナー47号にて高松まで移動。
    普通車は混むらしいから嫌だし、指定席をとるくらいならプラス400円ちょいでグリーン車に乗れるのだからと、今回はグリーン車に乗車してみました。列車の座席のことはよくわかりませんが、特急以上に広くてよい座席だなーと思ったのでした。
    唯一違和感があったのは、座席にシートベルトがないこと。これまで高速バスや飛行機と乗ってきて、久々にこういう列車の座席に座ったので、10秒近く素でシートベルトがどこにあるのか手で探っていました(苦笑)
    高松駅に到着すれば、他の会員諸氏と合流して、ホテルにチェックインし、ルート発表会をして床につきました。

    3月9日。午前中は飛北氏ら4人で、豊稔池堰堤を見物し、観音寺駅にて別れました(詳細は他の諸氏のページをごらんあれ)。
    観音寺からは、しばらくことでん氏と行動を一緒にしていきます。
    観音寺にて高松までの乗車券を購入し、多度津行きの普通列車に乗り込みます。この電車、121系は、どうやら国鉄最末期に設計・製造されて四国に配置された車両だそう。
    中身は電動機永久直列接続(1M車なので電動機端子電圧の関係で直並列制御は不可能)、抵抗制御、弱界磁制御という、国鉄末期の車両にしても古すぎる仕様なのは仕方がないですね。
    しかし、走り出してみれば床の下からねじでも飛んできそうなほどの大爆音で羽越氏は大変ご満悦。爆音はいいですねえ。
    多度津にて、高松方面に向かうつもりだったのものの、隣のホームに琴平行きが入ってきたので急遽予定変更。窓口にて乗変をかけてもらい、琴平に向かうことにしました。
    琴平に到着後、こんぴらさんこと金刀比羅宮に、700段以上ある石段を登って参拝。疲れたけれどもその分ご利益がありそうな気がします。
    参拝後は琴電琴平駅へ。ことでんといえば京急中古の天国であります。
    ことでん

    うっひょー!!700に1000に、久しぶりだねえ!と叫びたいくらいですが、おそらく京急時代のこいつらには出会ったことはないはずです。一昨年京急で引退した車であれば久々の再会となるのですがね。
    しかし、やはり地元民でもないくせに乗りなれた京急で活躍していた車が新天地にて活躍している姿を見るのはうれしいものです。
    それに、扇風機を見てみればほらっ!

    KHK

    ことでんにも、あと20年もすれば京急の800とか2000とか1500とか600とか入らないのかなー、という淡い期待。

    さて、ことでんに「ことこと」どころではなく、全身を激しくシェイクされながら高松築港に向かいます。こうやって揺れまくるのも地方私鉄の風情というものです。途中瓦町駅にてでことでん氏と別れ、単独となって、高松築港に到着します。
    ここから、フェリーにするかマリンライナーにするか迷ったのですが、早く岡山に到着して携帯を充電したかったので、マリンライナーのグリーン車に乗り込んで岡山へ戻りました。

    岡山に到着後は、駅前のドコモショップに充電のために携帯を預け、新幹線ホームへ。

    700

    新幹線を少し見た後は、ドコモショップで携帯を回収してマクドナルドへ行き、さらにさまざまな電子機器の充電をしながら、高速バスの時間まで待ちました。
    バスの時間が近づいてきたので、駅前バスターミナルに移動し、やってきたバスに乗車。
    20時40分、羽田京急バス運行(共同運行:両備高速バス)、ルブラン号品川・お台場行き(NH5503)です。

    さて翌朝3月10日。朝の6時過ぎに品川バスターミナルに到着します。車内は非常に快適であり、熟睡できました。
    ここで、徳島からEDDY号に乗ってきていたことでん氏と再会。一緒に品川駅から横浜まで京急を楽しむことになりました。朝の天気は雪混じりの雨。京急春の大空転滑走祭とでも言うほどの空転滑走を楽しみつつ、横浜でことでん氏と別れました。
    これまで来た道を戻るように今度は特急青砥行に乗車し、私は成田空港を目指しました。青砥で特急成田空港行に乗り換え、さらに1時間ほど揺られれば、成田空港に到着しました。 成田空港で重い荷物をコインロッカーに預け、バスで航空科学博物館へ。博物館内を見物の後、成田空港に戻って展望デッキで飛行機を見ます。

    AAL

    羽田もいいですが、成田は国際線がいっぱい飛んできてもう最高ですね!!! この日は天候が悪かったので、早めに引き上げてホテルへ。東部ホテル成田エアポートにチェックインです。このホテル、海外エアラインのクルーも多数利用するようで、制服を着たパイロットやCAがたくさんいました。

    3月11日、ホテルをチェックアウトして成田空港へ。まずは展望デッキにて昨日の続きを・・・
    VA


    ベトナム航空のA330.
    そして、前日と同じバスに乗り込んで航空科学博物館に向かい、そこから徒歩で桜の丘公園へ。ここは飛行機マニアの間では結構有名な撮影スポットであり、ドラマGOOD LUCKの中にも登場した場所です。

    klm

    KLMのB777
    UPS

    UPSのMD-11F。貨物機ですが、今やほとんど見なくなった三発機

    CA

    チャイナエアラインのB747-400.ここ最近は747も双発機に押されてあまり見なくなってしまいましたね。

    こうして1000枚以上に及ぶ写真を撮影し、航空科学博物館経由で成田空港に戻り、京成の特急で上野へ、そこから東京メトロ銀座線にて渋谷へ。

    M

    東京メトロの01系は、高周波分巻チョッパ制御を採用した優秀な電車であり、起動時に電動機から発するチョッパ音が大好きです!!

    渋谷で夕飯を食べ、バスの時間まで待機の後に渋谷マークシティより高速バスに乗車。
    庄内交通 夕陽号酒田行(庄内200か・124)です。翌朝酒田につき、自家用車にて実家に帰って、合宿にかかる行動は終了となりました。
    ここまで読んでいただいてありがとうございました。