RV125JP

所有者 : キマロキ

諸元

全長×全幅×全高	：2010×760×1155（mm）
乾燥重量	：144.0kg
エンジン	：水冷4ストローク　4バルブOHC単気筒（キャブ）
	：124.5cc
出力	：11.4ps／8,000rpm 1.01kg・m／6,500rpm
ブレーキ	：前後ディスク式
変速機	：CVT
最高到達地点	：土湯トンネル…か？

車両解説

輸入車というと欧米メーカーばかりが取り沙汰されるが、「スクーター王国」台湾も忘れてはならない。そんな台湾でのトップブランドの一角 “SYM”(三陽工業) の人気ビッグスクーターが、このRVシリーズである。このうち125ccモデルは、その車格を持ちながら日本では原付二種の枠に収まる、国産車にはない独特の存在である。『コマジェ』の愛称で知られるマジェスティ125(台湾山葉、おなじみYAMAHAの台湾法人)と日本国内125ccビッグスクーターのトップシェアを争っている。
並行輸入されるに留まるマジェスティ125に対し、RVシリーズは国内で正規に販売されている。また初代モデルであるRV125JPの名の通り、こちらは日本仕様とされている。ちなみに仙台市内では、かの東北大生御用達サイクルショップチェーンがSYMを正規に取り扱っている。
台湾の多くの方々の日常の足となっているだけあり、品質も日本車と比べ決して劣ってはいない。特にSYMは、かつてHONDAとの技術提携や同社製品の現地生産を行っていただけあり、信頼性も十分だ。なかでも、大きな車体にゆったりシート、40Lものシート下収納、そしてスポーティなエンジンをもつRV125は、ロングツーリングも十分にこなすポテンシャルを秘めている。それでいて、やはり原二なので免許取得や税金・保険関係も安く済む、知る人ぞ知る一台である。

オーナーのコメント

初代自家用車並の小回りを保ちつつ 動力性を向上させたいのが最初の方針だったのですが、諸事情あり落ち着いたのがコチラ。125ccクラス最大級バイクでございます。う〜む小回りどこ行った。
しかしいざ乗り出してみると、細街路でも意外と扱いには困りません。また、重い車体を十分走らせるパワーは持っており、青葉山〜八木山、それから定義参拝も余裕でこなせます。車格なりの安定感や積載性もなかなかのもので、ロングツーリングにも完全対応です。「狭い駐輪場での取り回しが大変」「自動車専用道路に乗れない」以外の弱点があまり見当たらないですね。
あと東北の厳しい寒さの前にはキャブが非力ですが、熱さえ入ってしまえば…

写真

マフラー換装前。中古購入時に付いてた社外品から純正へと戻しました。

仙台市　定義にて。

名取市　樽水ダムにて。

山形県小国町　道の駅「白い森おぐに」にて。