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LEGACY RS typeRA

所有者 : 飛北

スペック等

E-BC5(applied model D)型 LEGACY RS typeRA 1993年式

エンジン : EJ20G(水平対向4気筒 水冷インタークーラーターボ)
排気量 1994cc
内径92mm×行程75mm
出力 : 220PS/6400rpm 27.5kg・m/4000rpm
ボディ : 長4540×幅1690×高1390(mm)
1290kg (前軸770kg 後軸520kg)
サスペンション : 四輪独立懸架 ストラット式
CUSCO製ネジ式車高調整 comp-S
ブレーキ : 四輪ベンチレーティッドディスク
ZERO SPORTS製ショートディスタンス ブレーキパッド
ミッション : TY752 フロア5速MT H型ゲートシフト クロスミッション
タイヤ : 夏 DUNLOP DIREZZA DZ101(前後輪215/45R17)
冬 BRIDGESTONE ST30(前後輪195/60R15)
主要装備 : momo製スポーツステアリング
ZERO SPORTS製WRCクランクプーリー
TECHTOM製MDMマルチディスプレイモニタ
STI製アンダーガード

車両解説
1989年1月。
アメリカはアリゾナ・テスト・センターにて
世界10万km速度記録に挑戦したLEGACYは
2つの世界新記録と13の国際新記録を更新しながら
100,000kmという遥かなる道程を、わずか19日で駆け抜けた。
平均時速223.345km/hは2005年まで破られることはなかった。

1990年からは、LEGACY RSをベースとしたGr.A ラリーカーで
世界ラリー選手権(WRC)へ出場。
参戦当初こそパワー不足等で苦戦したが、次第に速さを身につける。
次戦からIMPREZAベースのラリーカー投入が決まっていた
1993年の第8戦ニュージーランドで
SUBARU初、LEGACYにとっては最初で最後の優勝を果たす。


SUBARUに初優勝をもたらしたLEGACY RS ラリーカー

LEGACYの過給器設定車には『GT』と『RS』の2グレードが用意された。
その名のごとく、グランドツーリングを意識したGTは
200PSで余裕のある走り。
RSは軽量化や高出力化を図ったモデルで220PSを絞り出し
排気量1リッターあたり110PSの出力は当時最強を誇った。

RS typeRAは10万km速度記録達成車を意識したモデルで
RAはRecord Attemptを意味している。
RSをベースに、エンジン回転系のバランス取りや
吸気ポート研磨を実施した他
さらなる軽量化や専用サスペンションの使用
クロスレシオの専用ギアボックスなど
極めて贅沢な設計となっており
国内の中級ラリーであれば、そのまま出場できるほであった。

なお、初代LEGACYのワゴンモデルである
BF型LEGACY Touring Wagonは日本にステーションワゴンブームを起こし
各社からステーションワゴンを発売させるに至るほどの人気を誇った。
しかし、LEGACY人気は根強く
他のメーカーが発売したステーションワゴンは
軒並みラインナップから消えていった。


オーナーのコメント

私が子供の頃は、テレビでWRCの結果を報道していた。
青いボディに黄色い六連星が入ったラリーカーが
世界を舞台に、土埃をあげ、雪道を駆け抜ける姿は
大きなインパクトを持っていた。

だから、IMPREZA WRX STIを追い求め
買うならIMPREZAだなー、と思っていたのだが…。

SUBARUについて知れば知るほど
IMPREZAを調べれば調べるほど
初代LEGACYの存在が気になって仕方なくなる。
それでも、古い車種である上に
スポーツカーとしての人気も低いので
中古車市場にあまり残っていない初代LEGACY。

やっぱり、買うならIMPREZAだなー、と思っていたとき。
偶然にも、実家から近い中古車販売店に
初代LEGACY、それもRS typeRAがあることを発見。
散々、GC8型IMPREZA WRX STIを探していたにも関わらず
勢いでこれに決めてしまったという…。

古い車でありながら、パワフルなユニットと
今のSUBARU車に通じる素晴らしい足回りで
登場から20年以上経った今でも色褪せることがない走り。
集中ドアロックも、パワーウィンドウも付いてないし
車内も簡素で必要最小限。
しかし、それが逆にレーシング・スピリットを掻き立てる。

最近の車は、とにかく運転し易いと思う。
30km/hで走っても、80km/hで走っても
同様の操作感覚で走れてしまう。
エンジン音も、ロードノイズも、風切り音も
とても静かで気にならない。
それに比べ、愛車は全て速度に比例。
パワステは付いてるものの、ハンドルは重く
エンジンからは独特のBOXER SOUNDが響き
90km/hを越えると風切り音が酷い。
しかし、そんな車だからこそ、走るのが楽しいと感じる。
何から何まで感じて走ることが出来る。


お勧めドライビングスポット

『二つの国境を越え、九つの川を渡り、霧の森を過ぎ、風の鳴く谷にも
私の車は、一度も動じることは無い。』

SUBARUの企業ブランドCMにあった文句である。

『晴れの日だけがドライブ日和と決めたのは誰だろう。』
雑誌に掲載されていたSUBARUの広告にあった文句である。

SUABRU車のシートに体を沈めると
どこまでも走っていけるような気持ちにさせられる。
航空機メーカーだったSUBARUの車は、自由の翼である。
今まで遠いと思っていた観光地、豊かな自然、歴史ある建物…
どこへでも一っ飛びで行けるような感覚になる。

さて、次の週末はどこへ出かけようか…。

 - Driving Spot -
笹谷峠&蔵王エコーライン Open
銀山温泉 Open
奥只見ダム&奥只見シルバーライン Open
富士重工業群馬製作所 Open
 【付録】 SUBARU 幻のF1エンジンを巡る Open
箱根(第3新東京市) Open
豊稔池ダム Open
日光いろは坂 Open
国内サーキット4場 Open
- Driving Spot - 



整備日誌

日本の車事情と言えば10年10万kmで乗り換え、廃車が普通。
そんな中、愛車は20年の月日、12万km以上の道程を走ってきた。
それでも、まだまだ『キミと走りたい道がある。』(EXIGA CMより)
日頃の洗車から、消耗部品の交換、大きな修理まで…。
愛車といつまでも走るための日々の整備記録。

 - Maintenance -
洗車 Open
ワックスがけ Open
タイヤ交換 Open
オイル交換 Open
- Maintenance - 




他の会員によるコメント

脳味噌が後ろに持ってかれる感覚。(by 乗鞍)

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