このセクションは、線路が台地の間の切り通しを通り抜け、田んぼに隣接する郊外の住宅地を眺めつつ、隣の「御茶ノ水駅セクション」の都市部へと続いていくもので、切り通しの部分はJR武蔵野線がモデルとなっています。また、レイアウトの裏側はJR上越線がモデルになっています。この部分には、かつて日本で最も短い鉄道用トンネルとして有名であったトンネルであり、八ッ場ダム建設に伴い2014年9月に用途廃止になったJR吾妻線の樽沢トンネルを模したトンネルも設置しています。
制作にあたっては、紙などを用いて自作した住宅、その住宅地に隣接する田んぼ、手前側の台地にあるバスの転回場、奥の台地に立つ学校、セクション裏側の線路に沿って流れる川、そして中央分離帯や橋の鉄骨など細部まで忠実に再現した道路やその高架橋などに力を入れました。