隣の「飯野川セクション」とともに製作されたセクションで、「早春の日本海側の風景」をテーマとし、険しい岩場とそれに隣接する小さな漁港、その背後に山が迫った「犬鳴崎」を中心としたセクションです。
ここを通過する本線は、かつて非電化単線だったものを電化する際に複線化したという設定となっており、海沿いに残る旧線の廃線跡が歴史を物語っています。
レンガ積みのトンネルポータルと古レール組みの落石覆いはいずれも自作で、蒸気全盛時代を偲ばせるアクセントとなっています。また、新トンネルのポータルもあえて石積みのものを自作し、歴史ある路線であることを強調しました。