岩手県岩手郡岩手町吉谷地を通る旧JR東北本線の御堂 - 奥中山(現IGRいわて銀河鉄道の御堂 - 奥中山高原)の風景をモデルとして制作されました。ここはかつて東北本線の最高地点であった十三本木峠に向かう急勾配が続く区間で、D51蒸気機関車が3重連運転を行っていたこともある難所です。緩やかな曲線を描いていることで、撮影地としても有名になっています。
自然豊かな山を背景に勾配をつけて走る東北本線、線路と交差する国道4号線、緑あふれる中に一味加えるかのように流れる川、山側とは色の違う背の高い針葉樹の茂る林といった要素が一体となってこのセクション独特の雰囲気を醸し出しています。中央付近に建つ曲屋や高圧鉄塔、バスが辛うじて通れそうな狭い道など、随所に細かい細工が施されB2生各々のこだわりが感じられます。