2018年 春合宿

今回の合宿地は、北海道函館市。


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参加者 パシフィック  マリン  ふたば  つくばね  JK  ぎんざ  115八トタ

115八トタ

みなさん、お久しぶりです。115八トタです。仙台は3月下旬から急に暖かくなってきました(と思ったら急に寒くなったりしてなんだよって思ったりしています)。花粉症が心配になる季節になりましたね。

さて、合宿の方ですが、なんと、当日スタートでございます(ある意味暴挙)。今回は青春18切符ではなく、北海道&東日本パスを使っていきます(理由は後でたっぷり(?)でてきます)。

3月7日


当日に函館に向かうため、早起きした筆者。なんと4時45分。当然辺りは真っ暗。5時15分頃に仙台の自宅を出て歩いて仙台駅まで向かいます。バス?こんな時間に走っているわけないだろ。30分近く歩いてやっと仙台駅に到着。ぐったりしながら始発電車に乗りました。
車内で日の出を拝み、眠い目を擦りながら駅メモをし、一ノ関・盛岡へ向かいました。

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↑日の出です。撮影時刻は6時24分です。

一ノ関から先は徐々に雪が積もっているのが見られ、それだけ寒いんだなぁって思いました。
盛岡からはIGRいわて銀河鉄道・JR花輪線を経由して奥羽山脈を横断し、大館に向かいました。なお、18切符では盛岡〜好摩間の切符を買う必要がありますが、北東パスではその必要がないので楽ですね。
大館駅では接続が1時間以上かかるため、外に出てみました。駅の目の前には秋田犬の像があり、大館って秋田県にあるんだ、ということを再確認させられました。近くには秋田犬と触れ合えるところもあるそうですが、保育園にいた時に犬に噛まれて以来、犬が嫌いな(というより怖い)筆者は行くのを断念(観光目的で来た外国人にも全力で勧められたけど)。筆者の英語力の無さを実感しました(それより日本語が不自由すぎる気もするが)。兼部先の先輩をばったり見かけたのは内緒
昼食は大館駅弁です。

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そんなこんなで暇を持て余した筆者ですが、やっと電車が来たので、ここから弘前・新青森に向かいます。
新青森に到着して、ここからは新幹線に乗って木古内まで行きます。北東パスの場合、(ご存知の通り)新青森〜新函館北斗間において特定特急料金を払うだけで新幹線に乗ることができます。これを使って乗りました(なお特定特急券はもらいそびれた模様)。
途中で、東洋一の長さを誇る青函トンネルをくぐり、木古内に到着。ここから道南いさりび鉄道で函館を目指します。ここは普通に切符を買っています(無賃乗車はダメ、ゼッタイ)。
函館に到着。1時間ほど市街地を散策して(摩周丸も見てきました)、無事集合できました。
夕食はラッキーピエロにて。ここは浜村渚の計算ノートでも(多分)紹介されている函館の有名ファストフード店です。あと、セコマの会員にもなりました。ヤッタネ

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余談ですが、筆者が北海道入りするまで天気が大荒れだったようです。ルート発表会の時にその様子がまざまざと伝わってきました。

3月7日 仙台 6:00 -東北本線- 7:32 一ノ関 7:50 -東北本線- 9:18 盛岡 9:35 -IGRいわて銀河鉄道・花輪線- 12:27 大館 13:31 -奥羽本線- 14:18 弘前 14:21 -奥羽本線- 14:58 新青森 15:31 -北海道新幹線/はやぶさ19号- 16:21 木古内 16:32 -道南いさりび鉄道- 17:33 函館


3月8日


この日も早起きの筆者。5時半頃に起き、函館市電の始発に乗車。函館駅についたのは午前6時40分頃。なぜこんなに早く起きたかというと、3月17日に行われたダイヤ改正で特急「北斗」が消えるため、乗っておかないと損だと考えたからです(しかもそれを知ったのは前の日という)。もともと特急には乗るつもりだったので、北東パス北海道線特急オプション券は購入済でしたが、まさかこんな早く起きる羽目になるとは思っていませんでした。それでも先輩から色々なことを聞き、自由席である7号車が先頭に来ること、17Aがおすすめであること、並ぶかもしれないから早めに行ったほうがいいかもしれないことを聞き出した筆者は、その言葉通りに先頭に向かって猛ダッシュ。しかし待っていたのは1人だけ。その方は6時くらいからいたそうですが、正直よくこんな寒い中1時間以上待っていられるなと思いました。しかも、前日上り方面の北斗に乗っていたようで、その時に隣に乗っていた人がダイヤを詳しく調べていたそうですが、もしや…。この方が7日に北斗12号に乗っていたか気になる
そうこうしているうちにキハ183が入線。元から待っていた人は17Bに座る予定だったそうなので、17Aに座ることに成功。前面展望になっており、普通の特急車両ではなかなかできないことができて早起きした甲斐があったなぁと思いました。

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1枚目 特急北斗 2枚目 前面展望

札幌からは快速エアポートで小樽に向かいました。
小樽に到着して、小観光をしました。小樽運河の方へ行き、小樽運河食堂で昼食を食べました。

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↑かなり量が多いのですが、午前6時以降何も食べていない筆者はぺろりと平らげ、お店の方に驚かれました。

昼食後はなんか適当にぶらぶら歩き、そういえば手宮線の跡地があったなぁとぼんやり思いながらその方向に向かいました。

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↑左右に伸びているのがそうらしいのですが、完全に雪に埋もれていて何が何だかさっぱりという状態でした。

その後もふらふらしていたのですが、重い荷物を持ちながら歩くのは結構しんどいもので、足が痛くなってきたので、予定(といっても無いに等しいものでしたが)を切り上げ、フェリーターミナルに向かいました。
フェリーターミナルに到着して、手続きを済ませ、待合室にいると、今までの睡眠不足が祟ったのか、椅子に腰掛けて寝てしまいました(ただ登場開始時刻までには起きた模様)。
今回乗ったのは「らべんだあ」です。いやぁ、まさか海無し県の住民がフェリーに乗る日が来るとは…。

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予定通りに出港したのはいいものの、若干海が荒れていたらしく、特に19時頃には歩いていても揺れが感じられるほどでした(本当に酔い止めを買っといて正解)。
夕食はフェリー内のレストランで食べました(ここで夕食の写真を撮り忘れる辺り流石である)。
フェリー内には様々な設備があり、大浴場やカフェ、売店などがありました。
この日は定刻通りに新潟について欲しいなぁと思いながら寝床につくのでした。

3月8日 函館 7:28 -函館本線・室蘭本線・千歳線/特急北斗3号- 11:28 札幌 11:43 -函館本線- 12:37 小樽 (小樽観光・そのままフェリーターミナルへ) 小樽港 17:00 -新日本海フェリー/らべんだぁ- 翌9:00 新潟


3月9日


6時30分頃、放送に起こされた筆者。寝ぼけ眼でとりあえず着替え、顔を洗い、前日に買ってあったもので朝食を済まし…というなんとも言えない朝を過ごし、予定よりも5分ほど早く新潟港に入港。新潟港につくと外は生憎の雨。この日は1日中天気がぐずついていました。
新潟港からはバスで新潟駅に向かい、そこから甲信越を南下します。
この日最初に乗ったのはこちら。

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そう、115系です。会えるとは思ってなかった…。久しぶりに115系のモーター音が聞きたいと思って乗車。やっぱこの音、いいねぇ、しびれるねぇ…!(よっぽど115系に飢えていた模様)
長岡駅で駅弁を買い、直江津に向かいます。

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↑昼食の駅弁。蓋の裏には新潟県内の鉄道・連絡船路線網が描かれていました(写真3枚目)。

直江津からは怒濤の三セクラッシュ。まずはえちごトキめき鉄道。1分乗り換えだったため、車内改札でなんとか対応。
妙高高原からはしなの鉄道で長野、さらには軽井沢まで行きました。車内改札d...(ry
軽井沢では多少の時間があったため、駅周辺(といっても半径10メートル以内程度ですが)を見て回りました。中には横軽区間がまだ信越本線として繋がっていた頃の駅標もありました。

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1枚目 軽井沢旧駅舎 2枚目 旧駅舎内部 3枚目 旧軽井沢駅標

軽井沢から小諸に向かい、さらに小海線で小淵沢に向かいました。
夕食は軽井沢駅で買った峠の釜飯とカツサンド(なお中身は撮り忘れた模様)。

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周りが暗いなか、外をぼんやりと眺めていると、窓に水滴が当たり始めて、雨が降ってきたのかなぁと思っていたのですが、駅のホームがうっすら白くなっているのを見て、ん?雪?と若干焦りました(後で確認したところどうやら霙だったようです)。
不思議に思ったのは、車掌さんが前と後ろを行ったり来たりしていたことです。最初は忙しそうだなとぼんやり見ていたのですが、その様子を見ているうちになんとなく改札口と関係しているのかなと思いました。
清里の字が見えると、帰ってきたという実感が湧いてきました。
小淵沢からはちょっとだけ贅沢なことをしました。特急スーパーあずさ36号に乗って甲府まで行きました(なんという無駄な贅沢)。写真はかなり失敗した模様。だって暗いし雨降ってるんだもん。

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しかも新型車であるE353系による運転のため、筆者は初めて乗ることになりました。そこでびっくりしたのは何と言っても内装。ヘッドレストはスライド式でコンセントまでついており、新幹線かよと思わせるような座席にびっくりしました。

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甲府からはおなじみの211系に乗って東山梨でおり、無事実家に帰りましたとさ。ちゃんちゃん。

3月9日 新潟港 9:31 -新潟交通バス・臨港線- 9:47 新潟 10:08 -信越本線- 11:28 長岡 12:07 -信越本線- 13:34 直江津 13:35 -えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン- 14:27 妙高高原 14:56 -しなの鉄道・北しなの線- 15:38 長野 15:42 -信越本線・しなの鉄道- 17:12 軽井沢 17:33 -しなの鉄道- 17:57 小諸 18:04 -小海線- 20:34 小淵沢 20:44 -中央本線/特急スーパーあずさ36号- 21:08 甲府 21:36 -中央本線- 21:53 東山梨


3月12日


本来は3月11日に行く予定だったものを親の勝手都合により12日に変更して行くことに。しかし、この日の予定を間違えて11日ので調べていたがために、中央快速線での乗り換えがうまく合わない事態になりかけ、ドタバタしたスタートになりました(どんだけ11日に固執しているんだよ)。
なんとか錦糸町までたどり着いた筆者。疲れたので快適に行こうと思い、E217系のグリーン車で千葉まで行きました(ついでにここから金の使い方が一気に荒くなります)。
で、なぜ千葉へ?と思うかもしれないですが、それは千葉都市モノレールと駅メモ!がコラボしており、それに関連するスタンプラリーが開催されているからです(6月30日までやっています)。ついでに駅メモ!アプリでもデジタルスタンプラリーを開催中です。みんなこれを機に駅メモ!しようよ
モノレールを多く活用するので、今回はフリーきっぷを購入。改札に通せるんだ〜ヘぇ〜とか思いながらもいざ出発。
まず向かったのは加曽利貝塚。ここは日本最大級の貝塚で当時縄文人がここに2,000年間暮らし続けたそうです。歩いてみると、地面に石灰化した貝殻がヤラセかなと思うぐらいありました。ここには博物館もあるのですが、この日は月曜日。休館日でした。知ってたよ。うん、知ってた。スタンプも館内にあるため押せず…。こりゃあ再履修だな、とか思いながら後にしました。

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次に向かったのは千葉公園。ここはオオガハスが有名で開花シーズン(6〜8月)になると淡紅色の花が見事に咲き誇るそうですが、筆者が行った時はちょうど植え替えの時期で、泥に枯れた茎があるだけという状態でした。また、ここには昔鉄道第一連隊演習所があり、今もその痕跡が残されています(2枚目の写真は演習用トンネル)。

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その次に向かったのは郷土博物館。ここは亥鼻城址に建設されており、千葉市の歴史や、千葉氏に関する資料・調査研究を主なテーマとして展示されているようです。ここも月曜日のため休館でしたが、その近くにあるいのはな亭にもスタンプがあったためこちらはゲット。周りを1時間くらい歩いた後、千葉ポートタワーに向かいました。

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千葉ポートタワーは高さ125メートルの菱形のタワー(菱形って本当に珍しいよね)で、千葉県民500万人突破を記念しオープンしました。4階が展望台、3階がレストラン、2階が恋人の聖地となっています(2階だけ名称がなんか…)。2階にはフェンスに錠前をかけるスペースがあるのですが、スタンプラリーの台紙についている漫画にもある通り、そこに自転車のチェーン鍵をかけている人もいました(千葉ポートタワーで販売している錠前以外のとりつけは禁止されています)。全面ガラス張りとなっており、エレベーターでも外が丸見えになるため、高所恐怖症である筆者は終始ビクビクしながら乗っていた記憶があります。展望台ではうまく晴れると富士山が見えるそうですが、この日は残念。ただスカイツリーはなんとかうっすら見えました(2枚目の写真の中央付近)。

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スタンプラリーは1つだけ残る(しかもよりによって千葉駅から一番遠いところが残る)というなんとも面倒なことになりましたが、同時にやっていた駅メモ!のデジタルスタンプラリーはオールコンプリートしました。

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出典:駅メモ!

こうして千葉市観光を終えた筆者は京葉線経由で大宮へ。大宮ではRAILYARDに寄って適当にぶらぶら(?)していました。
夕食はこちら↓

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湘南新宿ライン(ここでもしれっとグリーン車に乗っている)・山手線内回り・総武快速線経由で馬喰町に向かいました。
この日泊まったホテルは「Train Hostel 北斗星」。その名の通り、寝台特急「北斗星」をモチーフにしたホテルとなっており、宿泊施設としてはA個室が2部屋、2段B寝台がたくさんあるという感じでした。セルフベッドメイキングでチェックアウトの時はシーツを専用のボックスに入れてくれればそれ以外何も(チェックアウト手続きも)しなくていいという感じでした。ただ、仕切るものが基本カーテン1枚だけなので騒音が気になる人は無料で置いてある耳栓を使うといいかと。

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3月12日 塩山 6:37 -中央本線- 7:41 高尾 7:48 -中央快速線- 8:06 立川 8:09 -中央快速線- 8:52 御茶ノ水 8:58 -中央・総武緩行線- 9:03 錦糸町 9:18 -総武快速線- 9:48 千葉 (千葉観光) 千葉みなと 16:11 -京葉線- 16:15 蘇我 16:35 -京葉線- 17:17 東京 17:29 -上野東京ライン・宇都宮線- 18:03 大宮 18:33 -宇都宮線・湘南新宿ライン- 19:06 新宿 19:10 -山手線- 19:41 東京 19:48 -総武快速線- 19:52 馬喰町


3月13日


前日取れなかった加曽利貝塚博物館のスタンプをもらうためだけに千葉に向かった筆者。本当に無駄。無事スタンプをゲットし、コンプリート(下の写真)。千葉駅で景品と交換し、高崎に向けて出発。しかし、なかなか乗り換えが合わず赤羽で29分待つ事態に(このあとよくよく思ったけど大宮で待ってた方が良かったのでは…)。なんかむしゃくしゃしたので赤羽から高崎までグリーン車に乗ることに。怒りをお金にぶつけるとか…

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高崎で昼食を買い、さらにこんなデザートも買いました(3枚目の写真)。

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これは福嶋屋で販売していたロールケーキで、3月21日に引退した高崎支社の115系をモチーフとしています。
高崎支社では115系引退に合わせてスタンプラリーを開催していましたが、あまりにも範囲が広すぎて、とてもじゃないが無理なので台紙だけ記念にもらって帰りました。高崎の115系には会えず…(もうちょい粘れば会えたかも)。
両毛線で小山に向かい、そこから新幹線で仙台に戻ってきました。家に帰ってから飯を作るにはあまりにもめんどくさい時間だったので夕飯は仙台駅で買いました。

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↑夕飯


3月13日 馬喰町 7:38 -総武快速線- 8:15 千葉 8:21 -成田線- 8:26 都賀 8:31 -千葉都市モノレール2号線- 8:33 桜木 9:33 -千葉都市モノレール2号線- 9:52 千葉 10:01 -総武快速線- 10:33 錦糸町 10:35 -中央・総武緩行線- 10:42 秋葉原 10:49 -京浜東北線- 11:06 赤羽 11:35 -宇都宮線・高崎線- 13:04 高崎 14:35 -両毛線- 16:23 小山 16:54 -東北新幹線/やまびこ213号- 18:26 仙台


以上が全行程です。いかがだったでしょうか。今回はかなり計画を練って行動していた感がありましたが(その割には色々変更しているのでどれが当初の計画でどれが変更したところなのかがよくわからない状況になっている)、次回は目的だけ決めて、それ以外は本当に行き当たりばったりな旅をしたいなぁと思いました。まあ、列車が来たから乗る、なんか目についたから降りるみたいなことをしてもいい気もしますが。
お読みいただきありがとうございました。



※注意※ 本編はこれにて終了です。これより先は筆者による与太話です。読みたくないという方はそっと他のメンバーの旅行記に移動するなりしてください。



































ここからは駅メモ関連のお話をさせていただきます(以下、断りがない限り図の出典は駅メモ!です)。まずは各日程の獲得ポイントです。

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※注 3月9日の移動距離が1,000kmを超えているのは前日の最終チェックインポイントが小樽だったからです。実際の移動距離は450km程度です。
次にちょっとした考察と感想を。今回はそんなに被りがなかったため新駅ボーナスが多かった印象があります。特に3月7日はほとんどが赤新駅だった、また3月12日は称号「ダイヤモンドの原石コンプer」を獲得したため(なんとスコア+530,000pt!)、このように高いスコアが取れたと考えています。個人的に嬉しかったのは、称号「マスターオブ山梨」を獲得したことです。これは山梨県内にある駅全てにアクセスしたことでもらえる称号です。なかなか小海線に乗る機会がなかったので清里駅だけがアクセスしていない状態がずっと続いていましたが、今回の旅行でついに成し遂げました。ヤッタゼ

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最後に今後の目標としてはアクセス駅2,000駅とミオのおしごと回数4,000回を次回の合宿までに達成することです。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。