2014年 春合宿

今回の合宿地は、天橋立(京都府宮津市)。


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参加者 アルプス  ガイシ  LP42  みのり  北越  カタナ  キマロキ  キハ285

LP42

3月2日 長町<東北本線 普通>福島<東北本線 普通>郡山<東北本線 普通>黒磯<東北本線 普通>宇都宮<東北本線(湘南新宿ライン) 快速>浦和<東北本線 普通>上野<京浜東北線>東京<山手線>有楽町<京浜東北線>秋葉原<京浜東北線>上野<山手線>東京<山手線>大崎<山手線>東京<東海道・山陽・宇野・本四備讃・予讃線 特急「サンライズ瀬戸」>車中泊
3月3日 車中泊<特急「サンライズ瀬戸」>高松<予讃・本四備讃・宇野線快速「マリンライナー」>坂出<予讃線 普通>八幡浜<予讃線 普通>伊予西条<予讃線 普通>今治<自転車>大島 道の駅 よしうみいきいき館<タクシー>大島BS<中国バス「しまなみライナー」>福山<山陽本線 普通>岡山<岡山電鉄 東山線>西大寺町<徒歩>城下<岡山電鉄 東山線>岡山<山陽本線 普通>倉敷徒歩>ホテル
3月4日 ホテル<徒歩>倉敷市<水島臨海鉄道線 普通>球場前<水島臨海鉄道線 普通>倉敷市<徒歩>ホテル<自転車>三菱自工前<自転車>倉敷駅前<自転車>大原美術館<自転車>浦田駅<自転車>倉敷駅前<徒歩>ホテル
3月5日 ホテル<徒歩>倉敷<山陽本線 普通>岡山<津山線 普通>津山<因美線 普通>智頭<因美線 普通>鳥取<山陰本線 普通>浜坂<山陰本線 普通>豊岡<北近畿タンゴ鉄道 宮津線 普通>天橋立<徒歩>コンビニ<徒歩>ホテル
3月6日 ホテル<徒歩>コンビニ<徒歩>ホテル<自転車>笠松<自転車>加悦SL広場<自転車>天橋立駅<徒歩>ホテル
3月7日 ホテル<北近畿タンゴ鉄道 宮津線 普通>宮津<北近畿タンゴ鉄道 宮福線 普通>福知山<福知山線 普通>篠山口<福知山線 快速>大阪<東海道・湖西線 新快速>京都<東海道・北陸本線 新快速>米原<東海道本線>大垣<東海道本線 特快>豊橋<東海道本線 普通>浜松<徒歩>ホテル
3月8日 ホテル<徒歩>コンビニ<東海道本線 普通>熱海<東海道本線 普通>東京<山手線>秋葉原<山手線>上野<東北本線 普通>宇都宮<東北本線 普通>黒磯<東北本線 普通>福島<東北本線 普通>仙台

ロードバイクを導入した事や、前回までの合宿で鉄道が移動の中心となり、マンネリ化しつつあった反省をもとに、鉄道では行けない場所を通るプランを立てました。しかし、途中のトラブルもあり、かなり計画が狂う事となります。

3月2日
朝8時過ぎに家を出発、自転車で長町駅に向かいます。駅に到着後、自転車を解体し袋に入れ、後はひたすら東北本線で南下。
東京駅で自転車を預けた後、都内の模型店巡りに出発。パーツや工具類など仙台で入手できないものを仕入れておきました。
一通り見終わったあと上野駅へ行き、北斗星の入線を待ちつつ夕食。丁度あけぼの廃止間近であったからか、入線前からホームは賑わっていました。18時44分北斗星が入線。廃止前に一度は乗っておきたいものですが、今回も見るだけで上野駅を後にします。

北斗星上野入線

東京駅で預けていた自転車を回収した後、暇つぶしの為山手線を1周。たまたま乗ったのが大崎行きだったので1回乗り換えとなりました。
東京駅に戻り、「サンライズ瀬戸」に乗車。今回はソロをとりましたが、荷物が少ないならば兎も角、今回の様に輪行していると流石に狭く感じます。それでも今まで乗った夜行列車の中ではよく寝られた方だったと思います。

3月3日
朝起きると列車は岡山県内を快走中。列車の終点、高松で下車し、ホーム端のうどん屋で朝食。その後快速と普通を乗り継ぎ、今治を目指します。
今治駅前で自転車を組み立て、いざ本州へ。今治はドックがあるからか、スクリューが置いてありました。
しまなみ海道に入る前に腹ごしらえということで、来島海峡大橋の今治側の袂にある「サンライズ糸山」内のレストランで昼食。なお、今治の東レの工場ではGIANT製自転車のカーボンフレーム用炭素繊維を生産している様で、それ故か、今治周辺ではただでさえよく見かける同社の自転車が輪をかけて目立つ様に思えました。若干の肩身の狭さを感じつつ「サンライズ糸山」を出発し、来島海峡大橋を渡ります。

来島海峡大橋

ところが橋を渡り終えたところで変速した時、異常を感じ緊急停止。最初は何らかの原因でチェーンが外れたのかと思いましたが、見てみるとリアディレーラハンガーが折損しており、走行できない状態。とりあえずそのまま自転車を押して近くの道の駅へ。
道の駅で尾道方面への行き方を尋ねると、福山行きの高速バスを紹介されたので、ひとまずこれを使うことにし、タクシーで高速道路上のバス停へ。このタイプのバス停を使うのは初めてだったので、新鮮な体験でした。

高速バス「しまなみライナー」

ホテルへの到着予定時刻にはまだ早いので、岡山へ行き自転車の修理が可能か調べてみましたものの無理そうだったので自転車を仙台に送り、自分は倉敷に戻ってホテルにチェックイン。こうして波乱の2日目は終わりました。

3月4日
6時過ぎに起き、朝食前に引退の噂されていた水島臨海鉄道の気動車を撮影。

水島臨海鉄道キハ20

自転車が壊れていなければこの後下津井の方まで行く予定でしたが、倉敷市内の観光に留めることに。それでもレンタサイクルを活用して午前中に水島臨海鉄道の沿線を一巡り。午後は大原美術館を中心に美観地区を見て回りました。大原美術館は有名なだけあって素晴らしい作品が揃っており、折を見て再訪したいところです。
日も暮れかかったところで再び臨海鉄道の列車を撮影後、自転車を返却してホテルに戻りこの日は終了。

3月5日
6時半に起床し岡山で列車を乗り継ぎ津山へ。ちなみに本来の予定では柵原の保存車両を見にゆく予定でした。津山で扇形庫を観察したあと昼食を調達し、因美線で鳥取へ、途中智頭から乗った車両は智頭急行の車両でした。
鳥取到着後、乗り継ぎの時間に余裕があったので駅前に出て散策。駅に戻ってホームに上がると、中線に特急「スーパーはくと」で使用される気動車が1両きりで停車中。そこへおもむろにやって来たJR西日本の気動車が連結され、写真のような奇妙な編成になっていました。

鳥取駅にて

15時過ぎに鳥取を後にし、山陰本線を東へ。豊岡で北近畿タンゴ鉄道宮津線に乗り換え、天橋立へ。一日早い気がしますが、これで予定通りです。

3月6日
8時過ぎにホテルを出発し、付近を散策したあと、レンタサイクルを借り砂洲を渡って阿蘇湾対岸へ。砂洲の文珠側の廻旋橋では日本冶金に出入りする船を間近に見ることが出来ました。

対岸に渡り終えると自転車を駐め、天橋立を俯瞰する傘松公園へ。雪は降っていたものの、駅のある対岸や阿蘇湾の奥の方まで見渡すことが出来ました。

笠松公園から文殊方面を望む

その後10kmほど離れた加悦SL広場へ。変速無しではあったもののそこそこ良いペースで走れました。

加悦SL広場

加悦SL広場には「マッチ箱」と通称される2軸客車があり、昭和以後に作られた客車との装備の違いを実際にこの目で見ることが出来ました。
保存車両をひと通り見た後SL広場併設の食堂で昼食。帰りは加悦鉄道の廃線跡を通って天橋立駅へ。途中北近畿タンゴ鉄道の車両も撮影。
天橋立駅前に戻ってこの日2回目の天橋立を渡り、対岸のスーパーで夕食を調達。駅側に渡って自転車を返却し、お汁粉を食べたりしながら集合まで時間を潰しました。夕食と風呂を済ませた後のルート発表会では途中複数人とニアミスしていたことが判明。

3月7日 この日に行く予定でいた加悦には前日に行ってしまったので、ホテルを取ってある浜松には到着できるようにとだけ考えながら行動したので、だいぶ無計画な行動となってしまいました。まずは交通科学博物館に寄る事を念頭に取り敢えず福知山まで出て福知山線に乗車し大阪まで来たところでここで気が変わり、模型店巡りをしようと新快速で京都へ。エキナカの書店で店の場所を調べ、駅から近そうな八条口模型へ行き、はんだ付け用のアルミクリップを購入。
嵐山の方にSLが保存されていたことを思い出し、山陰本線で嵯峨嵐山へ行き、19世紀ホールへ。ここに有る機関車のうち1両は、北海道追分機関区で国鉄最後のSLの1両となりながら火災により大半を焼失したもので、ボイラは煙室直後の一部を除き切除されてしまっていますが、それゆえに普通は見ることの出来ない加熱器の構造が良く分かるようになっていました。

この辺りで時間的に厳しくなったので京都駅に戻り、東海道本線を乗り継ぎ浜松へ向かいました。

3月8日 この日はひたすら仙台に戻っただけのような感じでしたが、途中秋葉原で模型店に立ち寄り、格安になっていた中古のED71(Nゲージ)を購入。その後上野から下り列車に乗り込むと何やら人だかりが。後で調べてみると尾久から上野までD51が走ったようでしたが、残念ながら私は尾久で車内から留置車両越しに客車を見ただけでした。仙台には19時前に到着。