2015年 春合宿

今回の合宿地は、鹿児島県鹿児島市。


詳細な地図はコチラ

合宿の旅程などを、参加者ごとに紹介します。
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参加者 朝里  飛北  羽越  ことでん  アルプス  ガイシ  JLXQ  キマロキ  サンポート
 青ガエル  グラシア  TJライナー  キハ52  よっしー  ハノ10

キマロキ

今回合宿は、3月上旬は実家でのんびりと過ごし、その実家からのスタートとなります。
参考までに実家までの道のりも合わせてご紹介します。<合宿の話だけ読みたい方はコチラ>

3月2日 自宅(仙台)<市バス>仙台駅前<市バス>定義<市バス>愛子駅<仙山線> 仙台駅<--私事-->自宅(仙台)
3月5日 自宅(仙台)<仙台市バス>仙台駅<仙山線 快速>山形駅<山形線>米沢駅<米坂線>坂町駅
<羽越本線-白新線>新潟駅<快速くびき野>直江津駅<特急はくたか>十日町駅<飯山線>津南駅
<南越後観光バス>自宅(津南)
直江津JR駅名標  定義での安全祈願からくびき野2号に乗るまでは前回合宿と同一行程。ただし、今回は新潟市近郊にて最新鋭E129系と何本か入れ違った。
 同エリアを走るE127系、快速くびき野、直江津駅のJR形の駅名標など、見納めになってしまうものを多数目に焼き付けつつ、実家へと向かった。
 新潟駅→くびき野2号→直江津駅→はくたか号→十日町駅、という津南在住時から親しんできた帰宅ルートを使うのも今ダイヤ改正限りとなってしまった。

 津南駅から乗ったバスの運転手さんは、中学生時代からお世話になっていた顔なじみの方だった。丸2年ほど乗っていなかったにもかかわらず私のことを覚えていて下さり、昔のように(フリー区間とはいえ)自宅の目の前にバスを停めて下さった。無事、帰省完了。



 その後実家で1週間ほど過ごし、合宿出発の日と相成りました。それでは、本編スタートです!



3月11日 自宅(津南)<自家用車>津南駅<飯山線>十日町駅<北越急行ほくほく線-上越線 快速>越後湯沢駅
<特急はくたか>金沢駅<特急サンダーバード>京都駅 <東海道新幹線>新大阪駅
<東海道本線(JR神戸線)-山陽本線>小倉駅
車庫前 朝4時半に起床。車庫前の雪かきへ。
 実は前日10日の天気は大荒れで、この日の朝までの予報も荒れ模様だった。積雪量と除雪車出動時間によっては時間通りに自宅を出発できない懸念もあった。
 車庫前まで出てみると、前日からの積雪は精々20cmほどで、除雪車はまだ出ていなかったがどうにか出発は出来そうであった。
 ひと通り雪かきをしてから朝食をとり、予定通り朝5時半に出発。自家用車で津南駅へ。

5:51 飯山線長岡行き キハ110-229。
 こんな雪の日も飯山線は平常運行。有難い限りであった。とはいえ、この時点では雪も風も穏やかであったが…
 十日町駅で乗り換え。

7:41 北越急行ほくほく線快速越後湯沢行き HK100-9。
 ほくほく線1番列車は毎度のことながらなかなかの混みっぷり。ここ十日町駅で多少乗客の入れ替わりがあるので、席だけは確保できた。転換クロスシート車恒例「シートばたんばたんの儀」は混雑のため実行できず
 方向幕LEDもそうだが、よく見ると運賃表示器と次駅表示器、さらに放送装置も新型に変わっていた。新しい運賃表示LCDには、直通予定(当時)のトキ鉄の駅名もあった。
さよなら特急はくたか
 かなりいい天気な越後湯沢駅に到着。LED発車標には、特急はくたか号へのお別れメッセージが記されていた。カメラに収める観光客もちらほら。
 湯沢駅では時間があるのできっぷの変更を行った。
 この後は宮崎まで向かうのだが,当初計画では"乗車券-18きっぷ-乗車券"という方法で2000円ほど安く切符をとっていた。しかしこの日は、前日からの強風が続き北陸は大荒れになる、との天気予報が出されていた。十中八九ダイヤ乱れが予想され、そしてその場合京都から先で新幹線ワープをするとなると、"宮崎までぶっ通しの乗車券+特急券"の料金と逆転してしまう。結局、後者のようなきっぷに変更したのであった。

 みどりの窓口を出てすぐホームへ再入場、既に入線していたはくたか2号に乗り込んでいた。この日の編成は<683系スノーラビット基本>+<681系元ホワイトウイング付属>。「元」というのは、この編成は噂のしらさぎ色塗替え編成。実は5日に乗った編成もしらさぎ色。ホワイトウイング色ははくたか廃止を前にすっかり数を減らしてしまっていたようだ。それとも過渡期の一瞬だけというかなりのレア光景か。
はくたか1号車 はくたか9号車
 えきねっと事前予約まで使って取得した指定席に腰を下ろす。9号車最前列だった。
 時間も早すぎたせいで、最初車内はスッカラカン。事前予約なんてわざわざしなくても良かったじゃないか。と思った矢先、東京からの新幹線が着いたようで、一気に乗り継ぎ客が乗車してきた。たちまち席は埋まっていった。事前予約はともかく、指定席は取っておいてよかった。あとはまぁ、指定席代は「ある意味最後の」チャリティだと思えば。

8:20 特急はくたか2号金沢行き クハ681-6。 となりのM車からほんのりモーター音が聞こえてくる。
 列車は上越線内もほくほく線内もいたって快調に走っていった。そして十日町駅通過。今までは十日町発着でしか はくたか号に乗っていなかったので、これが最初(そして最後)の十日町駅飛ばしとなった。
 くびき駅付近でも特に風の影響を受けることはなく、犀潟駅までの間に手元のGPS速度計アプリによると最高149km/hをマーク。どうにか最後の高速進行は味わうことができた。
 北陸本線内も、荒れる日本海をよそに列車はほぼ定刻通り快走。先ほどの私の心配を嘲笑うかのように、空には時折雲の合間さえ見えた(いや結構なことだが…)。
糸魚川駅や富山駅などでは、トキ鉄やあいの風(名前長すぎて覚えランネ)の車両も顔を覗かせていた。北陸新幹線も並行3セクも開業準備は万端か!?

富山駅には定刻通り到着。わずか2分の乗り換え時間。対面乗換でなければ死んでいた。

10:56 特急サンダーバード18号大阪行き サハ682-4313。 コンセント完備のヨンダーバード。
 指定席の車両前方に着席。後方には修学旅行生と思しき団体もおり、ほぼ満員の車内は賑やかだった。ところで私の席は、クッションが死んでおり座面が微妙に前傾していた。いまいちケツが落ち着かない。
琵琶湖
 この列車も相変わらず定刻通り運行していった。途中の敦賀駅で床下機器の着雪量調査だとかで3分遅れたものの、湖西線内も風の影響は受けず、2分ばかりの遅れで京都駅に着いた。

 この日はむしろ新幹線のほうがダイヤが乱れており、予定列車の1本前の列車が遅れて入線してきた。これに飛び乗った。

13:20 ひかり509号新大阪行き 785-2075。 7分遅れを捕らえた。
 N700系初乗車。なにげに車内wi-fiサービスが便利だった。
 東海の車だったようで、話題の農林水産土建業者アイドルの曲の車内チャイムが流れた。これにあわせて降りる支度。

 新大阪駅13時38分到着。当初の予定より5分遅れての到着になったが、その先の旅程には全く影響はない。この瞬間、越後湯沢駅での乗車変更はまったくの徒労に終わったのであった。
(ただし、余ることになった1回分の18きっぷは、私事ながら後に新たに使い道ができ、結果的には乗変してむしろ安上がりになる結果となった。旅行とは何が起こるかわからないものである。)
 昼食の駅弁を調達し、乗り継ぎ先列車のホームへ。

13:54 新快速3461M播州赤穂行き。 確保したクロスシートで昼食。
 道中わずか7ヶ月ぶりに明石海峡大橋を拝みながら、そのまま相生まで一気に抜ける。転クロ車恒例「シートばたんばたんの儀」こちらも混雑のため実行できず
 定刻通り相生駅到着。即乗り換え

15:25 山陽本線1323M糸崎行き クハ115-1206。 転クロ化含め内装キレイにしても115は115。ボロ。
 岡山駅で何処かから5000系のミュージックホーンが聞こえた。
 しかし…私は座席をとれたので高みの見物なのだが、いつまでたっても混雑がなくならない。大都市からの客が降りるであろう駅でもなかなか人が乗ってきて、結局終点まで混雑率がほぼ一定だった。入れ替わりもあまりなかった。…わからん
 窓から差し込む夕日が眩しかった。叙情的表現とかそういうのでなくてストレートに目に差し込んでくるのがつらかった。
 糸崎駅到着。「シートばたんばたんの儀」NG

 そこの側線はおぞましい。末期色、末期色、一つ飛ばさず末期色。227系はよ
「列車が参ります」って乗るやつかと思ったら貨物の通過だった。その貨物列車はちょっと遅れていたようで、乗車列車は2分遅れて入線。
18:13 山陽本線373M広島行き クモハ114-2028。 3分遅れて発車。
 椅子取り成功。この車両もやはり、きれいな転クロなのにモーター音はただの115。
途中八本松駅には3分遅れの7時ちょうどごろの到着。当然外は暗く、セノハチは外も見ることなく通過。「シートばたんばたんの儀」もせず。
 マツダスタジアムが意外と線路の近くにあって吃驚しながら降車準備。そして5分遅れで広島駅到着。
CX-3
 在来線橋上通路にはマツダ・CX-3が展示されていた。流石お膝元。
 構内のコンビニで夕飯を確保して乗り換え先ホームへ。…行ったはいいが帰宅ラッシュの大混雑。4両セミ転換クロスシートに大荷物もろとも押し込まれる。席は取れず。

19:44 山陽本線1583M下関行き モハ114-3512。 内装綺麗だが私は騙されんぞ117系よ(誤字ではない)。
 途中の五日市駅付近で転クロ席確保、隣の人も下りたので夕飯を食べる。
下関までの道のりは長い…実に長い。途中数回うたた寝した。途中人もいなくなり「シートばたんばたんの儀」も無事挙行。
 宇部駅あたりで、再度その後の旅程を確認した。よく考えた結果、18きっぷやめたので日付変わっても問題無いじゃん!ということで小倉駅まで今日中に行ってしまうことにした。
 下関駅ではすぐに乗り換え。

23:51 山陽本線5241M小倉行き クハ411-222。 小倉行き最終列車。
 似たようなボロ旧車のはずだが、こちらはあまり古さを感じさせない内装だった。というかやっぱりJR九州臭のする内装。
415中 415外
 門司駅デッドセクションで何故か電気が消えず、肩すかしを食らった。

 日付変わって0時06分、小倉駅到着。延べ18時間ほど列車に乗っていたことになる。特に山陽本線内ではほぼずっと座りっぱなしで、両足はパンパンにむくんでいた。よくエコノミークラス症候群ならなかったな…
 特急きらめき号を見送ってから駅を出て、この日はネットカフェで夜を明かす。

3月12日 小倉駅<レンタカー>軍艦防波堤<レンタカー>河内貯水池<レンタカー>ダム<レンタカー>
めかりPA<レンタカー>小倉駅<特急ソニック>大分駅<特急にちりん>宮崎駅<徒歩>ホテル
 ネットカフェを出たあと、次々やってくる西鉄バス、駅ビルの中から発車していくモノレールなど、色々目を奪われつつお散歩。朝飯も食べ、ちょうど時間となりレンタカー屋へ。

8:45 レンタカー 日産・ノート。 スーチャーはついてない。
 都市高速と若戸トンネルを抜け、たまたま見つけたコンビニにピットイン。お飲み物を調達、それから車内整備ならびにルート再確認。
 風に少々煽られつつ港やら工業地帯やらの真ん中を快走し、9時20分ごろ、この日第一の目的地「軍艦防波堤」に到着した。
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 軍艦防波堤とはその名の通り、軍艦の船体を活用した防波堤である。旧日本海軍の駆逐艦である秋月型「涼月」「冬月」および桃型「柳」の3隻が、この下にその身を横たえている。コンクリートで埋められているが、「柳」はこのように船体のシルエットを拝むことができる。かつて我が国を守るために戦った艦が今なお、こうして国土を守っているのである。ちなみにこの近辺は釣り場であるようで、すでに釣り人の姿があった。

 ひとしきり見学を終えて次の目的地へ。若戸大橋を渡り、スペースワールド脇を通ってそして道なりに山間に分け入った。2車線ながらいい狭さいい曲がり具合の道を行き、次なる目的地「河内貯水池(河内ダム)」に10時15分ころ到着。

kawachidam  河内ダムは、かの官営八幡製鉄所が工業用水の確保を目的に建設した由緒あるダムだ。1927年竣工で現在も新日鐵により運用されており、近代化産業遺産にも指定されている。その石積みの重厚な見た目や、余水吐の延び具合が美しかった。
 ダム自体を舐め回すように堪能し、次に目を向けたランドマークは、このダム湖に架かる「南河内橋」である。
 南河内橋は国内に唯一現存する"レンティキュラートラス"構造の鉄橋であり、ダム本体や周辺の橋梁群ともども土木遺産に指定されている貴重な橋なのだ。
 歩道橋として供用されているが時間の都合で渡りに行くことは断念、クルマと共に写真に収め、強行日程を悔やみつつその場を後にした。
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 前走車に退屈しながら山道を抜け、平場に降りてからは一転立派なバイパスを順調に南下。しばらくして、2.5個目の目的地「八木山バイパス」突入。
 "やきやま"と読むそうだが、仙台の住宅地そして私の住所「八木山(やぎやま)」に字面だけ引っ掛けての完全なネタルート。しかもつい先日無料開放されたそうでなお都合がいい。
 険しく見える峠を比較的高規格な道路で気持よく越えていった。ほとんど高速道路に見えるだけあってか周りの車の流れも早かった。余談だが、何回か西鉄バスとすれ違った。

 八木山バイパス終点にてすぐ脇道に入り、3つ目の目的地「鳴淵ダム」へ。
narufuchidam ルートプランニング中にたまたま地図に見つけた、というだけの理由で訪問。ドライブルートからも実際近く、ちょっと山に入るだけで、ところどころメルヘンな堤体が真正面に見えた。監査廊見学もやってそうな雰囲気だったが、イベント情報等の下調べが足りず詳細は不明。
 堤体上部にも行けるようだった。再度クルマに乗り、ループ橋で一気に右岸上部へ。上にも駐車場があり、車を停めて堤体道路をお散歩。
 ひと通り眺め周り、再出発。

 市街地の方へ少し走り、福岡ICから九州自動車道に流入。古賀SAで時間を確認した後、一気にめかりPAまで飛ばした。
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 めかりPAには13時20分ころ到着。展望台からは関門海峡と関門橋、そして意外とすぐ近くに見える本州を一望!
 ここで再度時間をチェック。返却までそこそこ余裕がありそうなので、おやつに「うに入りコロッケ」なるものを賞味。ついでに記念グッズも購入した。
 だいたい20分ほど滞在して出発。暑かったので窓も開け、きもちよく関門橋を渡る。

 本州に再上陸し下関ICで流出。とんぼ返りに今度は関門国道トンネルへと突っ込んだ。
 国道トンネルは交通量も多く、流れはいまいちだった。それでいて当然ながら下り坂が続くものだから、うっかりすると前の車にすぐ追いついてしまう。速度を抑えつつ(おかげで県境の表示も見えた)、ゆっくりと九州へ帰還。
 都市高速も使い、結局給油を済ませてなお予定より40分ほど早くクルマ返却。楽しいドライブだった。

 のほほんと小倉駅に入場したのが14時30分ころ、ちょっとだけ急げば予定の1本前の列車に乗れそうな時間であった。弁当をさっと選び、無事に列車を捕まえた。

14:40 特急ソニック29号大分行き モハ883-101。 883系トップナンバー。
 自由席ながら案外ラクに席を確保できた。ただ、やたら広い。フットレストに足届かない。弁当を置いたテーブルに届かない。どうやらかつてセンターブース(4人掛け対面シートに大型固定テーブルが設置されたコンパートメントみたいなスペース)だった場所らしい。
 荷物を落ち着かせたところで、少々遅いお昼ご飯タイム。結局膝の上に駅弁を展開して賞味した。そして記念に、廃止直前(当時)の車内販売からアイスクリームを購入。九州のアイスもスゴイカタくて美味しかった。

 ところどころ海もよく見える、実にいい天気だった。振り子を効かせてすっ飛ばしていたせいもあってか、なかなか早く大分駅まで到達。
 予定通り、宮崎方面行きのにちりんにスムーズに乗り換え。

16:07 特急にちりん19号宮崎空港行き モハ787-15。"AROUND THE KYUSHU"の下に見える "TSUBAME"の文字。
 大分駅発車時点ではそこそこ人も乗っていたように見えたが、佐伯駅あたりでかなり降りていった。
 ここまでの区間ではところどころ造船所のような感じの工場がちらほら。しかしそこを過ぎると一転して山岳路線の様を呈す。急勾配、急カーブ、単線。いわゆる宗太郎越えとかいうやつか。途中の信号場でにちりんシーガイアをやり過ごすことも。非常にゆっくりしたペースで峠を超え、ふもとの延岡駅に着く頃にはほぼ日も暮れていた。
 延岡・南延岡両駅でそれぞれお客さんが乗り込んできて、列車もかなり乗車率を取り戻した。この路線もやはり県境で需要が分かれているのだろうか。そして平場に出たこともあってか、峠越えのときの特に急がなさっぷりから一転して快走を見せる。
 ほぼ完全に日も暮れたあと何気なく外を覗いてみたら、暗い車窓に廃高架っぽいシルエットが見えた。その上にはなにか乗っかっているようで、等間隔に斜めに張り出しているような見た目だった。でもベルトコンベアには見えない。廃道か何かを活用してメガソーラーでもやってんのかなとイメージしつつ、手元のnexus7(前回の戦訓を活かし新調したばっかのLTEモデル。Googleマップもばっちり!)で答え合わせ。宮崎リニア実験線跡の高架を活用したメガソーラーでした。

 19:24 宮崎駅到着。そして何故か先に宮崎入りしていた青ガエル氏と合流。  そこから一緒にお散歩。青い宮交こと宮崎交通の話で盛り上がりながら夕飯処を探し当てた。今日のオヨルはチキン南蛮。
 会食後に彼と別れてひとり宿にチェックイン。ホテルのネット回線使うのにすんごく古いモデムを貸し出されて当惑しつつ、gdgdしながらこの日の行動に幕を下ろした。同軸のイーサなんて少なくとも物心ついてからは初めて見たわ…


3月13日 合宿地<徒歩>カリーノ宮崎前<宮崎交通>宮崎駅前<BC5>新田原基地<BC5>
鉄道記念公園<BC5>鹿屋航空基地史料館<BC5>鹿児島中央駅付近<散策>天文館通電停
 サービスの朝食を摂り、朝7時すぎに清々しい青空の下へ出発。
 しばらく歩くと県病院前バス停。こちらも清々しい青色を纏った宮崎交通バスがちょくちょくと停まっては出て行っていた。駅まで直通する系統はあまり無いようで、それでも乗ってみようか迷いながら、発着する6Eやら一つ目RJやらを何本も見送った。ホントにこんな超古いバスがピッカピカに整備された上で最前線で多数駆け回っているのなぁ…
M775 M833 M597
 ちなみに後に調べて分かったことだが、上右写真のジャーニーは84年製・宮崎交通最古参級車らしい。無理して乗ってみればよかった
 宮崎駅方向へゆるりと移動。カリーノ宮崎前バス停まで歩くと、駅に行くバスが多くやってきていた。せっかくなのでちょっと乗ってみる。

7:45ころ 宮崎交通18-1系統青葉通・シーガイア行き 宮崎200か377。 神奈中古MP747っぽい車(後の調査でその通りと判明)。
 宮崎駅前ロータリー進入時、見慣れた人影にバスごと写真撮影された。ことでん氏だ。なお彼は私に気づいてはいなかった模様。弊会におけるバスの権威と名高いその人と、合流後はしばしバス談義&ウォッチング。すると今度は、見慣れた黒い車が…。飛北氏合流。
 そして私とことでん氏は、訳もわからぬまま(すっとぼけ)飛北氏の愛車レガシィ・BC5に押し込まれ、怪しげなバスの後を追いながら(←これは偶然)宮崎市街を後にした。

 1時間ほど移動し、宮崎県新富町は航空自衛隊新田原基地に到着。近くの展望台から基地を見学。すると早速、訓練中と思しきF-15Jが着陸…と思いきやゴーアラウンド!その豪快なジェット音に心が震えた。。。実は戦闘機を生で見たのはこれが初めてであった。
F15 T2_F4 F15s
 その後もF-15J/DJ、うるさいF-4EJ、T-2そしてU-125などが次々と飛び立っては舞い戻ってきていた。こうして日本の空が守られているとは誠に頭の下がる思いである。ここで1時間半にわたり、その雄姿をこの目やカメラに焼き付けた。
F15
 続いては西都IC-東九州-たのしい清武JCT-宮崎道-都城ICと高速道路も経由しながら鹿屋方面へ移動。
 その途中、都城市内でたまたま「鉄道記念公園」なるものを発見、立ち寄ってみた。かつての国鉄志布志線・今町駅の跡地を活用したものだという。ここに本日初めて、鉄道研究会らしい活動を行った。

 14時半前、次なる目的地の鹿屋航空基地史料館へと到着。駐車場に入って早速、多数の屋外展示機に出迎えられた。
 本館向かいの二式大艇を筆頭に、まわりの敷地に並ぶ展示機体を順番に見学。一周して駐車場に戻り、たまたま停まっていた観光バスをことでん氏が激写するのを待ってから、史料館へと入場した。
 前半は旧日本海軍の記録が展示されていた。館中央では零戦の修復機体も展示されており、間近に見ることができた。続く後半は自衛隊発足からの展示であった。こちらも幾つかの退役機材をはじめ数多くの展示を見ることができた。こうして閉館間際まで見学を続けた。
二式大艇
緊急避難所 この後は国道504号-国道10号-高速道路と経由して鹿児島市まで一気に抜けた。途中10号には連続下り急勾配区間があり、道路上全幅にわたる「エンジンブレーキ使え」旨の巨大看板やいくつかの緊急避難所などが存在するとても美味しい区間であった。幹線のそういう物々しい急勾配区間って心躍りませんか運転時でも同乗時でも??一級国道に8%て。でかい看板とか緊急避難所とかあったりすると。

 鹿児島市街へは19時半ごろ到着。都通電停の目の前に見つけた駐車場で車を降り、歩いて夕飯処を探す。行き着いた先は鹿児島中央駅ビル地下にある天文館むじゃき。焼きそばと白熊をいただいた。
焼きそば 白熊
 駐車場に戻り、荷物を回収した上で解散となった。私は市電で天文館エリアまで行き、2回目のネカフェ泊を断行。


3月15日 天文館通電停<鹿児島市電2系統>純心学園前電停<徒歩/寄り道>郡元駅<指宿枕崎線>
鹿児島中央駅<鹿児島本線>川内駅<鹿児島本線>鹿児島中央駅<いわさきバスネットワーク>
桜島フェリーターミナル<桜島フェリー>桜島港<散策>桜島港<桜島フェリー>
桜島フェリーターミナル<路線バス>鹿児島駅<鹿児島本線>鹿児島中央駅<徒歩>合宿地
 この日も朝は早く、6時半にはチェックアウト。

6:42 鹿児島市電2系統郡元行き 7002。 新し目の底床車。

 純心学園前電停で下車。徒歩で近くのコインランドリーまで行き、たまった洗濯物を処理。ここ以降の計画はまるで決めていなかったが、洗濯の待ち時間は朝食に費やし、ノープラン進行を決断した。
 洗濯が終わると郡元駅からの鹿児島中央行きに丁度いい時間だった。ゆるりと歩いて行き、乗車。

8:22 指宿枕崎線326D鹿児島中央行き キハ47-9077。 ラッシュのような込み具合。
 すぐに鹿児島中央駅に到着。これまたちょうど良く川内行き列車があるようで、ちょっとだけ待って乗換。

8:55 鹿児島本線2434M川内行き クハ816-5。 「シートばたんばたんの儀」挙行済み。
 途中で寝落ちして、気づいたら川内駅。

 川内駅ではまず、公式twitterの中の人としてこんなことをして遊んだ。

 それから流れで自分のtwitterを開くと、どうやら青ガエル氏とニアミスしていたようだ。彼は私がさっきまで乗っていた車輌で鹿児島中央方面へ行ってしまった。
 駅構内を通り過ぎ、逆サイドのバスプールに出てみた。すると目の前で鹿児島中央行きの路線バスが発車していった。せっかくだから乗りたかった…。ほかの標柱を見てみても、なかなかどのバスも待ち時間が短くない……。しかたなく散歩していると、すんごい怪しげなバスが寝ていた。川内港方面への便に入る電気バスとのこと。気になったがやはり時間が。
 鹿児島中央に戻る電車の時間になったので、とりあえず退散。

10:26 鹿児島本線2443M鹿児島中央行き クハ817-14。
 鹿児島市に戻ったら何しようかな?そういえば、桜島とかなんて行ってみれるもんだろうか。
 手元のnexus7で調べてみると、実は桜島行きのフェリーは時刻表を気にしなくて良い程度の本数で出ていることが判明。知らなかった…。
 というわけで桜島行っちゃおう!
 鹿児島中央駅到着後、良さ気なバスを探す。

11:32 いわさきバスネットワーク シャトルバス水族館前行き 鹿児島200か13-11。
 南国みたいな眺めを楽しみながらフェリー乗り場を目指す。
front

 フェリーターミナル到着。ちょうど出港も迫っており、そのまま乗り込む。運賃は桜島側で払うようで、特に乗船手続きとかはなくバス感覚で乗り込む。

12:00 桜島フェリー 桜島丸。 私の合宿参加史初の「海」進出。
左手を見ればバス。正面を見れば桜島。
バス車庫? 島
 小柄なカーフェリーはしかし悠然と征き、時刻表通り15分と、案外あっという間に桜島港へ入港。
 方向転換せずシャトルしているようで、両方向に航行でき、そして両エンドに車輌出入口がついているようだった。これも初めて知った。

 下船し、改札で直接お金を払い、ついに桜島上陸を果たした。
 まずはフェリーターミナルのバスのりばを確認。残念ながらやはりちょうどいい時間に乗って遊ぶに良さそうなバスは見つからず。とりあえず歩いて散策。 ぬこ
 ちょっと登ったところにレストハウスを発見。昼食にしよう。
 レストハウス前の別の誘惑を断ち切り、入店。オヒルは海鮮丼。

桜島溶岩なぎさ公園 お腹も満たされ、猫にも癒やされた後、散策を再開した。しばらく歩いて行くと公園があった。桜島溶岩なぎさ公園、というところだそうな。足湯に浸かりながら対岸の鹿児島市を眺める。こういう癒やされ方もされるとは、いいねぇ…。その後は、溶岩の合間の遊歩道を散歩しながら道路まで復帰、たまたま見つけたバス停でバスを待った。こんどはちょうど良く来るようだった。

13:54 三州自動車 桜島港行き 鹿児島200か10-31。 一区間、2分だけの乗車。
 そしてフェリーに駆け込み乗船。

14:00 桜島フェリー 第十八櫻島丸。  15分の船旅はやはりあっという間であった。

14:22 いわさきバスネットワーク まち巡りバス 鹿児島200か12-22。
 循環観光バスであろうか、ラッピングポンチョに乗車。

 何も考えず いづろ で降りる。ちょうど別の古そうなバスが来たので乗ってしまった。

14:33 鹿児島市営2系統 玉龍高校前行き 鹿児島22き・758。 調べによると95年式。言う程ではなかった
 鹿児島駅まで乗車。

 鹿児島駅前ではバスやら市電やらをとりあえず激写。鹿児島中央行きJRが意外と本数少ないもので、待ち時間はとりあえずそれらの見物に費やした。

15:10 鹿児島本線6947M鹿児島中央行き クハ816-11。
 すぐに鹿児島中央駅に帰着。

 その後しばらくはぼんやりと駅ビルを散策。ここでおやつを食べながらtwitterを見ていると、他の会員数人ほどがまとめて同じ新幹線で鹿児島中央駅乗り付けることが 判明。時間を確認し、新幹線ホームで迎撃することにした。

 16時50分すぎ、件の さくら413号が顔を出した。そのまま自分の目の前に入線してきた。
 博多寄り(=自分が立っていた側)の車からはことでん氏と羽越氏が下車してきた。両氏と合流し、次いで逆サイドから降りてきた数名も確保。
 鹿児島市バスしかし集合時間まではなお時間がある。その待ち時間はことでん・羽越氏に帯同することとした。まずは駅地下で白熊(21時間ぶり2杯目。そして1時間前に別のおやつを食べたことに触れてはいけない)を賞味。その後はバスプールで撮影会を開催。
 そうこうしているうちに集合時間を迎えた。ほぼ全員無事集合のようで、宿舎まで移動。ゆるやかにチェックイン→夕食→ルート発表会と流れ、夜は更けていった。


3月15日 合宿地<徒歩>南国交通バスターミナル<南国交通>鹿児島空港<日本航空>大阪国際空港
<大阪モノレール>宇野辺駅<徒歩>茨木駅 <東海道本線(JR京都線-琵琶湖線) 新快速>米原駅
<東海道本線>大垣駅<東海道本線 新快速>名古屋駅<観光(?)>ホテル
 7時前に起床。昨日とは打って変わってあいにくの雨模様。身支度をし、朝食は摂らぬまま徒歩でバスターミナルへ。

7:44 南国交通 鹿児島空港行き 鹿児島200か・197。 高速バスで鹿児島空港へ。

 8時半すぎに鹿児島空港に到着。実家へのお土産を買い、そして荷物をカウンターに預け、それからようやくの朝食をコーヒーショップで頂いた。
便利です 保安検査は、ベルト外し忘れにより無事やり直し。ようやく入った保安場内で最初に見たのは、京急と東京モノレールの自動券売機だった。便利ですね。
 ところで、後から聞いた話だが、鹿児島空港の展示室がなかなか充実していたらしい。ここも時間があれば行ってみたかった。
 9時45分ころから搭乗手続きが始まった。優先搭乗者を待ってから、いざ私もゲートを通り、ボーディングブリッジから機内へ。4年ぶりの、そして自身合宿史上初の飛行機へ…

10:00 JAL2402 大阪(伊丹)行き Boeing737-800(JA339J)。738は乗ったことあるぞ。
誘導路にて 離陸直前のひとコマ→

 雲の上に出るまでは視界はそんなに良くなかった。では雲を抜けたらどうかというと、今度は一面の「「雲」」で下界は殆ど見えず。青い空と白い雲のコントラスト(と動翼の動き)だけを見て楽しんでいた。

雲と翼と空

 伊丹が近づき、雲の下へまで機体は降下していった。近畿エリアはまだ雨は降っていないようで、ある程度降りてしまえばわりと見通しも良かった。最初に見えた光景は(後で地図と照らした結果)奈良県上空のものであった。

大阪城 大阪城や京セラドーム、大阪駅、吹田JCTなど、わりとわかりやすいものの上空を過ぎ、11時ちょうど頃に伊丹空港に着陸した。ここからはまたしばらく陸路である。






大阪モノ
11:24 大阪モノレール門真市行き 1104。 静かに空港を離脱
 幹線道路や高速道路を次々またgアアアッ吹田ジャンクション
キタ━(゚∀゚)━! おっと死語が

 宇野辺駅でぱっと下車。ホーム後方から吹田ジャンクションもよく見える。う〜んこのいい眺め。
 駅を出た直後も高速道路のすぐ下をくぐることに。そしてJRの茨木駅まで20分歩いた。荷物が重かったせいか、地図上の距離感よりも時間がかかったような気がした。
 オヒルは駅舎内の立ちそばでカレーうどん。

12:37 JR京都線760T快速米原行き サハ223-2163。
 高槻駅で新快速に乗換。
12:46 JR京都線-琵琶湖線-北陸本線3456M新快速近江塩津行き モハ222-2012。
 京都駅で座席を獲得して以降、うとうとしながら米原駅まで。
垂井線
14:03 東海道本線222F大垣行き クモハ313-10。
 前面かぶりつきで垂井線を見学。なお美濃赤坂は時間の都合でスルー。
 そして30分で大垣駅まで到達し、すぐに乗り換える。案の定混んではいたが座席にだけはありつけた。どころか転クロばたんばたんの儀を挙行できた

14:41 東海道本線5338F新快速豊橋行き サハ313-5016。
 走り出してしばらくすると、不思議な感覚に包まれた。速度の割に全然揺れていない、振動を完璧に押さえ込んでいる!
 車体間ダンパとかセミアクティブサスとかいい仕事しすぎだろコレ!新幹線にも勝る乗り心地だ。なんだこのクルマ、たまげたなぁ…
 高級車にでも乗ったような優雅なひとときを名古屋駅まで。

 15時すぎに名古屋駅到着。まず荷物を置いて身軽になろう。地下鉄で最寄りの栄駅まで移動し、ホテルへチェックイン。体ひとつになって、そして再び街へ繰り出した。
大曽根転回
 再度地下鉄で大曽根駅まで移動した。地上に出て向かったのは、新交通システム然とした高架駅舎。
 階段を登ると、最初に見えたのはバスの運賃箱だけ置いたような改札口だった。この時間はここで料金収受は行っていなかった。ラッシュ時用のようである。
 ホームからはすぐ回転場が見えた。ちょうど反対のホームで乗客を下ろした到着便が、悠然と転回して、私も待つ乗車位置へと入線してきた。

16:20 名古屋ガイドウェイバス志段味線 中志段味行き 名古屋200か32-84。
 そうです。私が乗ってみたかったのはコレ、専用軌道を走るバス「ゆとりーとライン」。
 乗ってみた感じは本当にバスだ。車体も、走行感も、ツーカツーと響くあの音も。しかし運転手さんはハンドルには手を触れていないし、それから曲線では鉄道同様厳密な速度制限がかかっている(鉄道用とほとんど同じに見える速度制限標識も完備)。そして何より、本当に渋滞も信号も無縁で、完全に定時運行もなされている。
 謎の感動に浸っているうちに、専用区間の端となる小幡緑地駅をバスは出発した。一般道路に降り立ち、今度は運転手さんがハンドルを握ってバスを走らせていく。私は直後の龍泉寺口バス停で下車した。
小幡緑地 
歩道から、先の専用軌道アプローチ部をまじまじと眺めた。およそランプウェイの形をした車道だけで楽しめる(高速道路マニアでもある)私にとっては、この景色もまた眼福であった。ここでお腹も空いてきたので市内へ戻ることとし、竜泉寺口バス停まで引き返して帰りのバスを待った。

The BUS16:44 名古屋ガイドウェイバス志段味線 大曽根行き 名古屋200か33-39。
 ここまで一般道だったわけだが、定刻通りの発車だった。偶然か、それとも実力か…?
 ともかく、帰りもアプローチからずっと専用高架を楽しみつつ乗車した。

 大曽根駅からはJRで名古屋駅まで。

17:13 中央本線168M名古屋行き クモハ211-5048。 すぐ名古屋駅に着いた。
 ここから先はどうしようか。適当にあたりを見回すと、発車直前の「快速みえ」がいた。乗っちゃえ。腹減った

17:37 関西本線快速みえ19号伊勢市行き キハ75-101。 噂には聞いていたが、なかなかいい走りっぷり。  とりあえず四日市まで。18きっぷだし。

 四日市駅に着いたのは18時も回った頃。日もすっかり暮れていて、駅から出歩くことはしなかった。近くに有名な可動橋もあったとのことだったが…
 おとなしく次の名古屋行きで帰ることに。腹減った

18:28 関西本線1322M名古屋行き クモハ313-1314。 寝ることで空腹に耐える。

 目が覚めたら名古屋駅。地下街を物色し、20時を前にしてようやく、きしめんを夕飯に賞味した。
 もういっちょ、基幹バスとやらにも乗ってみたいんだった。駅前のコンビニで晩酌セットを調達してから、その乗り場へ向かった。

20:21 名古屋市営基幹2系統 猪高車庫行き 名古屋200か29-12。
 だいたいホテルの方角へ行くというくらいまでしか調べてなかったが、それなりに近くまで行ったら降りればいいだろう。
 google mapも見ながらしばらく乗っていると、どうやら次辺りのバス停で良さそうな雰囲気がしてきた。とりあえず降車準備してボタンを押した。

 降ろされた場所は車道の真ん中だった。というか、道路中央寄りに設えられた、電停のような感じのバス停。出た!基幹バス専用レーン。
 夜で暗いのと、あと乗車区間が短かったことが非常に惜しかったが、まあこちらも直接見てみることができてよかった。
基幹バス バスレーン
 ホテルに帰着して呑み、就寝。


3月16日 ホテル<地下鉄>名鉄名古屋駅<名鉄犬山線>犬山遊園駅<名鉄各務原線>各務原市役所前駅
<岐阜バス>イオンモール各務原<岐阜バス>各務原市役所前駅<名鉄各務原線>名鉄岐阜駅
<名鉄名古屋線>名鉄名古屋駅<散歩>名古屋駅<あおなみ線>野跡駅<名古屋市バス>
名古屋港フェリーターミナル<太平洋フェリー>
 朝8時過ぎ、とりあえず外に出れる格好に着替える。
 朝食はホテルそばのコメダ珈琲で。つい最近仙台にも出店したが私はまだ入ったことはなく、これが初コメダとなる。ブレンドコーヒー(とモーニング)、それからミニシロノワールをいただいた(この組み合わせが案外量多かった…)。
 ホテルを出て、地下鉄で名古屋駅に着いたのが10時前。コインロッカーに荷物をぶち込み、行動開始。
 今日の乗り鉄目標は、我らが宮城交通をグループ傘下に引っ提げる名古屋鉄道である。名鉄グループを知る者来たれ!
 名鉄名古屋駅で列車を待つ。

9:52 名鉄犬山線快特新鵜沼行き 3211。とりあえず犬山遊園まで。

 犬山遊園駅下車。すぐ目の前に、すでに鉄道専用橋となった犬山橋を見た。そのほか少しばかり駅前を見物しつつ、次の列車を待った。モノレールの跡はよく分からなかった。

10:42 名鉄各務原線急行岐阜行き 6521。各務原市役所前駅まで乗車。
11:07 岐阜バス イオンモール各務原行き 岐阜200か・444。

 そして何故かやってきた先が「イオンモール各務原」。まずは、この場所を教えてくださった某氏のアドバイスに従い、屋上駐車場へ。…行ってはみたが、柵が高く、安全に歩けるような場所からは外の景色は見れなかった。残当
 実は、あわよくば隣の航空自衛隊岐阜基地を眺めようというのがココに来た目的だったのだ。しかし、駐車場なので当然ながら危ないことはできず、まあ諦めた。しかしそれでも、時折聞こえる轟音にあわせて空を見上げれば、なかなか機影がよく見えた。
 フードコートで昼食をとっている最中も、やはりジェットサウンドが聞こえてくる。轟音を楽しみながらお買い物のできるよいショッピングモールだった(?)

12:55 岐阜バス 各務原市役所前駅行き 岐阜200か・444。行きと同じクルマ。
 バスの頭上をイーグルが2機編隊で舞っていった。そんなイベントを発生させつつ、各務原市役所前駅まで戻った。

13:12 名鉄各務原線岐阜行き 1534。転換クロス車だーバタンバタン
PSuper
 13時半ごろ名鉄岐阜駅到着。少し離れた岐阜線ホームから、とりあえず名古屋線ホームまで移動。
 名古屋線ホームからは、JRの岐阜駅と駅前に停まる宮交もとい岐阜バスもよく見えた。ついでに真正面ののりばに停まっていたパノラマSuperを激写。
 そしでここで思いつく。「ミューチケットの自動券売機が確かあっちに…」

Panorama 13:50 名鉄名古屋線快速特急豊橋行き 1014。
 やりました。  いやー本当にSuperなパノラマでしたよ(小学生並みの感想)。
 途中でフロントガラスに雨が当たりだした。この後ほっつき歩くのに影響しないか心配であった。そして列車は枇杷島分岐点を過ぎ、地下へ潜り、名鉄名古屋駅へ到着。
 ここまで展望席は私一人であったが、名古屋駅で入れ替わりにお子さん連れが乗車していった。よい旅を!

 14時半前に外に出ると、まだ雨は降っていなかった。実際ギリギリのタイミングだったようで、散策を終える直後ごろから雨が降りだした。この後も場所を変えて外を出歩こうと思っていたが、そちらはどうしようか…
 とりあえずコインロッカーから荷物を回収し、名古屋駅を後にすることに。

15:45 あおなみ線金城ふ頭行き 1106。あたりはすっかり雨模様。

 目的の野跡駅で下車。歩いて港湾見物でもできるかなーと思っていたが、無常にも雨は降り続けていた。仕方が無いのでさっさと移動してしまおうと、乗継先のバス停を探しだしたが…
 現在時刻16:15 バス発車16:45
な ん で こ ん な 大 都 会 で 時 刻 表 に 振 り 回 さ れ な ア カ ン の ! ?
 ベンチも無く、その他暇をつぶせる施設もなく、駅コンコースでひたすら30分待った。駅入口向かいにバスの転回場があったのが不幸中の幸いだった。たまにやってくるバスを見て愉しんだ。
CNGエルガB長尺

16:50 名古屋市営幹築地1系統 フェリーふ頭行き 名古屋200か・988(NS-27)。
 ようやく来たバスに僅かな時間だけ乗車。

きそ
 到着地は太平洋フェリー・名古屋港フェリーターミナル。今回はフェリーで優雅に仙台まで帰るのだ。
 乗船受付待ち中には、同じく仙台を目指すJLXQ氏と合流。雨の中お疲れ様です。
 自転車を押して乗るJLXQ氏とは乗船前にいったん別れ、とりあえず単身お船に乗り込んだ。



17:55(19:00出港) 太平洋フェリー 苫小牧行き きそ。
 船室に荷物を置き、軽く船内をお散歩。本当にホテルのようだった。ここでレストランがオープンしたとのことで、私も夕食に行くこととした。
 レストラン「タヒチ」は船尾にあり、エンジンの振動もわかるほどだった。ディナーバイキングを堪能していたところで、急にそのエンジンの音と振動が高まりだした。グラスもカタカタと揺れだした。さすがパワー溢れる船舶エンジン(しみじみ)、こんな環境でディナーを嗜むのも悪くはない。そして19時12分ごろ、「きそ」は名古屋港を出港した。
 伊勢湾岸道とか見てみたかったところであったが、レストランの窓からそれを果たすことはできた。私が夕食を終えて外デッキに出てみると、ちょうどセントレアの照明がそう遠くないところに見えた。そして外洋へ…

 しばらく経ってから、ギリギリ電波の入る外デッキでtwitterを開いた。ケータイ繋がるんだねぇ…。そしてとある公式アカウントで確認する「『ご注文はうさぎですか?』第11羽 BS11でこの後再放送」
 私の乗るS寝台もBSテレビがついている…↑↑。
 したり顔で、しかしまだ放送まで時間はあるのでオフロに入ることに。
 ゆっくりと温まってから寝台に戻り、TVを弄ってみると…

 T V シ ス テ ム が B S 1 1 未 対 応

( ゚д゚)ポカーン

 おやすみなさい。


3月17日 <太平洋フェリー>仙台港フェリーターミナル<宮城交通>陸前高砂駅<仙石線>仙台駅
<仙台市バス>東北大学鉄道研究会
 千葉県沖からおはようございます!
 時刻は午前8時。カフェ「マーメイドクラブ」でたまたまJLXQ氏と合流、そのまま一緒に朝食を摂った。
 午前中(だいたい茨城県沖あたり)はきもちよく晴れていた。外デッキを歩きまわり、柵に析出した塩粒を嘗めてみたりファンネルを見上げてみたり遠くの別の船を眺めてみたり、潮風を浴びながらのんびりと過ごした。お昼前には別のフェリー「さんふらわあ」も見えた。
外デッキ さんふらわあ
 お昼ごはんは、昨夜と同じ「タヒチ」にてランチバイキング。デザートのプリンが、私は何も触ってないのに機関の振動でプルプル震えてるのに諸行無常を感じる。そんなオヒルであった。

 午後になり福島県沖までくると、霧が出始めてきた。かろうじて、広野火力発電所と福島第二原子力発電所は見ることができた。その後は一気に霧が濃くなり、遠くはほとんど見えなくなった。福島第一まで見れればなと思っていたが諦めて、私は船室内に戻り、そして昼風呂してきた。
 ちょうどそのときに、名古屋港行き「いしかり」とのすれ違いイベントは中止との案内があった。太平洋フェリーのこの航路は晴天であれば、仙台・苫小牧行きと名古屋行きとが接近し、互いによく見えるようにすれ違うパフォーマンスが行われるのである。こちらも見ることが叶わず少々残念だった。すれ違いと1Fのリベンジはいつか…

 16時をまわり、いよいよ仙台港入港が近づいてきた。が、相変わらずの濃霧で何も見えない。とりあえず入港のアナウンスがあったので、荷物をまとめてロビーで待機。
 着岸直前に外デッキに出てみた。岸壁はまあ見えるのだが、数百メートル先のガントリークレーンが見えるか見えないかというくらいの霧だった。そして16時35分に「きそ」は仙台港に接岸。それからだいたい10分くらいで、私も下船が完了した。仙台上陸!
ボーディングブリッジ

S0422 ここから仙台市内まではバスとなる。到着便は5時前には着いたのだが、折り返し発車まで、ここでもなかなか待たされることに。目の前に停まる宮城交通のバスを見て「これは岐阜乗合自動車」と無意味に旅気分を維持しつつ、乗車開始を待った。

17:28 宮城交通 地下鉄泉中央駅行き 仙台200か・422。
 実際は仙台駅経由なので以後乗換なしでも大丈夫。しかし時間がかかるので小鶴新田駅から仙石線へとescape.

18:02 仙石線1744Sあおば通行き モハ205-3119。仙台駅まで。
18:27 仙台市営730系統 交通公園・川内(営)行き 仙台230あ・・78。

 こうして無事に東北大学川内キャンパスの部室まで辿り着き、合宿の全行程を終了した。


 最後に、同行者の名言を書き記して筆を置こうと思います。読者の皆様、長々お付き合いいただきありがとうございました。
「別に合宿地は陸上でなくても良くね?」 by JLXQ(2015/3/17 「きそ」船上にて宮城県沖より)